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~2~ ページ36

本編の最終回で、純の無罪と祐樹くんの有罪が判定され、大塚さんと新藤さんの協力もあって報道では純が完全な無罪でむしろ被害者であることを強調して伝えてくれたのでその後の生活は思ったより安定していた。

もちろん純は事件の影響で以前まで務めていた仕事を辞めなければならず、新しい会社を見つけるのにちょっと苦労したけど。

警察からはもう働かなくていいくらいの補償金を貰うことが出来たので、そのお金で私たちは家を建てた。

そして・・・私と純が付き合って10年目の記念日に、私たちは晴れて夫婦となった。

これは、その数年後の話。

涼夏(本田望結)「お母さんお弁当は!?」

茜音「これ!スズ、大丈夫?遅刻しない?」

涼夏「ビミョー。電車が時間通り来てくれれば!いってきまーす!」

真緒(加藤清史郎)「うるさ・・・どーせ寝坊だろ、いい加減学習しろよ・・・」

純「まぁ、そういうなって。真緒は今日何コマから?」

真緒「3コマ目・・・だから午後から。」

私たちの息子・真緒は現在19歳、大学2年生。

その妹・凉夏は現在16歳、高校2年生。

2人には、まだ事件のことは話してない。

真緒「そういう父さんこそ、仕事大丈夫なの?」

純「そろそろ行くよ。」

茜音「真緒、朝ごはんは?」

真緒「食べる食べる。腹減った〜」

私はと言うと念願の寿退社をし、現在は専業主婦だ。

とは言っても真緒と凉夏ももう大学生と高校生だからある程度自分のことはやってくれるから楽になった。

純が会社に行ってしばらくするとチャイムが鳴った。

真緒「ん、俺出るよ。」

茜音「あ、ごめんありがとう。」

真緒「はーい・・・え?」

茜音「?」

真緒「母さん!なんか、警察の人いるんだけど・・・」

茜音「警察?」

不審に思って玄関に行くと、久しぶりの人達がいた。

茜音「大塚さんと新藤さん!ご無沙汰してます。」

大塚「お久しぶりです。すみません、突然・・・」

茜音「大丈夫ですよ。どうぞ。」

真緒が不思議に思ってる顔をしてる。

真緒「母さんの知り合い?」

茜音「うん。すっごくお世話になった人。」

新藤「失礼します。・・・うわっ、すっげぇ広い家っすね!」

茜音「とんでもないです笑」

大塚「突然お邪魔して申し訳ないです。実は、原田祐樹の事なんですけど・・・」

茜音「・・・祐樹くん、またなんかやったんですか?」

大塚「なんかやったというか・・・」

大塚さんはチラチラと真緒を見てる。

話していいのか気にしてくれているみたいだ。

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ユーロ(プロフ) - 共演は塩野瑛久君横浜流星君高杉真宙君志尊淳君佐野岳君飯島寛樹君でお願いしても宜しいでしょうか? (2019年6月18日 2時) (レス) id: 4c800c6e79 (このIDを非表示/違反報告)
ユーロ(プロフ) - リクエストです主人公が紅一点で映画に出演するというのをお願いしても宜しいでしょうか? (2019年6月18日 2時) (レス) id: 4c800c6e79 (このIDを非表示/違反報告)
ユーロ(プロフ) - 楽しく読んでいます (2019年6月18日 2時) (レス) id: 4c800c6e79 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼暉 | 作成日時:2019年5月12日 23時

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