Paraphilia : 異常性壁

your choice : yh ページ46

yh「 あ、来てくれたの。」


『 やふにスマブラ勝ちたいもん。』


yh「 Aは本当負けず嫌いだな〜。ん。まぁあがりなよ。」

やふに頭をポンポンと撫でられ、家の中へと上がる。

無意識でこういうのやってるなら罪深いですよやふへゐさんよ....

yh「 まぁ汚いけど、」

『 大丈夫。HAPより断然綺麗。』

yh「 HAPと比べないでよ笑 飲み物用意するから待ってて。」

と、台所へと向かい冷蔵庫を開けオレンジジュースを用意してくれた。

yh「 ん。オレンジでいいよね？」

『 ありがとう。頂きます。』

一口ごくりと含むと、オレンジの甘みが広がる。

yh「 あ、そうだ。

今日俺が勝ったらさ、A、俺のお願い聞いてよ。」


『 え〜、じゃあ私が勝ったらやふがお願い聞いてよ〜？』


yh「 俄然やる気出てきた。絶対勝つ。」


にーっと笑顔を向け、ステージを選び始めるやふ。


yh「 終点の1ストックね。」


『 一発勝負ね。了解っ。』


やふは、いつものようにインクリング。


私は、愛用のカービィを選んだ。


yh「 ... っ、このっ、」


『 うー、いけいけっ、』


と接戦になりながらも、戦い続けること4分。


yh「 よっしゃああああああ！！！」


『 ま、けたぁ.... 』


ギリギリのところで、一発かまされ負けてしまった。


yh「 俺のお願いきくよね？」


『 い、痛いのとかじゃなければいいよ。』


yh「 大丈夫。Aさ、俺と、一緒に住まない？」


... 住む？一緒に？え？


『 や、ふと？私が？』


yh「 うん、同棲。って言ってもいいかな。」


『 え？ 』


yh「 順番、変だよね。ごほん、



A、俺と結婚を前提に付き合ってください。



俺のお願いの拒否権ないから、... まぁ本当に嫌なら嫌だって言っていいよ。また、友達として、」


やふの言葉を遮るように私はぎゅっとやふを抱きしめる。


yh「 ...！ A...？ 」


『 私は、やふのこと、...よーへーのこと好き。... 友達としてじゃなく、恋愛感情として！』


yh「 え、あ... 」


『 やふ、私、一緒に住む。』


yh「 ... ん。今から荷物取りに行こっか。でもその前に、」


トンッと床に押し倒される。


『 えっ、』


yh「 ... ごめん、我慢できない。」


唇にチュッと優しくキスを落とす。


yh「 ... 優しくする、だから、」









「 俺のこと、愛して。」

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