遊園地２ ページ50
「うん」
「ヌナ並ぶの大丈夫な人だったんだね。よかった」
ジミンちゃんがホッとしたように言った。
「大丈夫っていうか、ジミンちゃんと一緒ならいいかなって思っただけだよ」
「そ、そうなの？」
「うん。並んでる間も楽しそうだし。私は平気ー」
「ヌナ…」
そう呟くと、嬉しそうに手を繋いできた。
いやー…この可愛い顔を眺めてたら1時間なんてあっという間に過ぎるってもんですよ。
そう思ってたら本当にあっという間に過ぎた。
お喋りしたり写真撮ったりジミンちゃん眺めたりジミンちゃんの二の腕をモミモミしてたら全く退屈なんてしなかった。
そう…この前触って以来ジミンちゃんの筋肉の魅力にハマってしまった私は隙あらばこうして揉ませてもらっているのだ。
「もーヌナいつまで触ってるの…」
と、最初は恥ずかしそうにしていた彼も私がしつこくやるのでだんだん慣れてきたようである。
スキンシップがこんなに楽しいものだったなんてジミンちゃんに出会うまで知らなかった。
「私のも触っていいよ」
自分ばかりだと不公平かなと思いそう伝えると
「…僕はいいよ」
少し頬を染めて視線を逸らされてしまった。
照れてるジミンちゃんってなんでこんなに可愛いんだろう。
「次僕達の番だね！」
目がキラキラと輝いている。
「うん！楽しみー」
アトラクションに乗り込み、しばらくすると目の前にリアルな映像が広がり、まるで本当に激流を下っているような臨場感があった。
「わーすごい！」
「きゃー！」
映像とはいえなかなかのスリルに２人ともテンションが上がっていた。
ふと隣を向くとジミンちゃんが無邪気な笑顔を浮かべて楽しんでいる様子が目に入る。
その姿が普段より年相応の男の子に見えて私はなんだか嬉しかった。
「楽しかったねー！」
「うんうん！結構スリルあったね」
終わった後もしばらく興奮冷めやらぬ２人だった。
「僕初めて乗ったけどこんな面白いとは思わなかったよ」
「え？初めてだったの？」
「うん…実はここに来たのも初めてなんだ」
ジミンちゃんが少し恥ずかしそうに言った。
「そうだったのー！」
てっきりもう何回か来てるのかと思っていた。
「上京してからはレッスンで忙しくてほとんど遊べなかったから
今日ヌナと来られてすごく嬉しい…」
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もりぞう(プロフ) - すみれさん» ありがとうございます！！嬉しいです(^^) (5月31日 11時) (
レス) id: a002e2b5b9 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ - 素敵なお話ですね。 (5月19日 18時) (レス) @page28 id: edc49f412e (このIDを非表示/違反報告)
もりぞう(プロフ) - miiさん» コメントありがとうございます！好きと言ってもらえてとても嬉しいです(^^) (2021年8月18日 20時) (レス) id: a002e2b5b9 (このIDを非表示/違反報告)
mii(プロフ) - はい、好きー (2021年8月18日 7時) (レス) id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
もりぞう(プロフ) - けろるさん» コメありがとうございます！最高過ぎなどと言ってもらえて本当嬉しいです(〃ω〃)これからも頑張りますー(*´∇｀*)よろしくお願いします！ (2019年2月25日 22時) (レス) id: a002e2b5b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もりぞう
| 作成日時：2019年2月3日 20時
