プロ彼女１４ ページ8
「そりゃしたいよー。
ジミンちゃんの周り可愛い子ばっかだしモテモテなんだもん。
誰も近づいてほしくないっていつも思ってるよ」
「そんなの初めて聞いた。ヌナ全然言わないからー」
「普段からこんなこと言うの恥ずかしいしね。今日だけ特別」
ジミンちゃんにつられて、つい本音をこぼしてしまった。
「もっとヌナのほんとの気持ち知りたいな。教えてよ…」
甘い声で囁きかけてくる。
「えっと…徐々に、ね」
「ふふ、わかったー」
嬉しそうに私の首筋に顔を埋める。
それからしばらくイチャイチャしていると、いつのまにか彼の腕の中で眠ってしまっていた。
そして翌朝。
…ピンポーン
「…ん？」
インターホンの音で目が覚める。
「…あ……宅配、かな」
ジミンちゃんが眠そうな目をなんとか開けてそう言った。
「私出てくるね」
「え、でも…」
「大丈夫。ていうか、ジミンちゃんその格好で出る気？」
「あ…」
昨夜の情事の後、裸のまま寝てしまったのだ。
「宅配の人帰っちゃうといけないから行ってくるよ」
「ごめん、ありがと」
「これ借りていい？」
椅子に掛けてあったジミンちゃんのパーカーを指差す。
「もちろん」
「ありがと」
サッと羽織ってから玄関へ急いだ。
「お待たせしま……え？」
扉を開けるとまず目に飛び込んできたのは色とりどりのお花だった。
「？受け取りお願いします」
私が呆然と突っ立っているので宅配のお兄さんが怪訝な顔で首を傾げる。
「あっ、すみません！ありがとうございます」
両手で抱えなきゃいけないほどの大きな花束を受け取ると、お兄さんは素早く背を向けて立ち去っていった。
なんで花束が？と疑問に思いつつリビングに戻り、そっとテーブルに置いてみる。
すると少ししてジミンちゃんがやってきた。
「結構早く届いたなぁ」
「ジミンちゃんが頼んだの？」
「そうだよ。
はい、ヌナ昇進おめでとう」
そう言ってにっこり微笑みながら花束を抱えて私の方を向いた。
「え…」
びっくりして言葉が出ない。
「昨日は責めるようなことばっかり言ってごめん。
会えないのが辛かっただけで、ヌナが仕事で認められたことは僕もすごく嬉しいよ」
「ジミンちゃん…」
嬉しすぎて目頭が熱くなった。
「チーフになるなんてすごいよね。ほんと尊敬してる」
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もりぞう(プロフ) - ぽちさん» コメントありがとうございますっ！ハイっ(//∇//)ケンカの後のイチャイチャです〜！会えない時間が愛育てる…まさにそれですね(〃ω〃)取り乱して下さって嬉しいです//照// この後もぽち様にキャーしてもらえたらいいなぁと思います(o^^o) (2019年9月13日 10時) (
レス) id: a002e2b5b9 (このIDを非表示/違反報告)
ぽち(プロフ) - ケンカの後は…そりゃぁ…もう…キャー///待ってました、仲直りのイチャイチャタイムーっっ///会えない時間が愛を育てるんですよね///ね///(いつも以上に取り乱しております、スミマセン^^;) (2019年9月12日 23時) (レス) id: 8ba320eacd (このIDを非表示/違反報告)
もりぞう(プロフ) - AMさん» コメントありがとうございますっ！わくわくして下さったんですかー(o^^o)よかったですぅ(//∇//)初のケンカだったのでうまく書けたか心配でしたが安心しました(^^)これからも頑張りまーす！ありがとうございますね(；ω；)喜 (2019年9月11日 21時) (レス) id: a002e2b5b9 (このIDを非表示/違反報告)
AM - ケンカネタありがとうございました…！みたいジミンちゃんとヌナが見れてずっとわくわくでした笑 これからも頑張ってください！ (2019年9月11日 15時) (レス) id: 833ff32843 (このIDを非表示/違反報告)
もりぞう(プロフ) - きむひなさん» コメントありがとうございますー！！嫉妬ジミンちゃんかわいいと思って頂けて嬉しいですっ！素敵なお話などと…(；ω；)嬉しすぎます。。こちらこそありがとうございますです。。毎日楽しみにしてもらえて大変励みになります(〃ω〃) (2019年9月10日 21時) (レス) id: a002e2b5b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もりぞう
| 作成日時：2019年7月20日 21時
