72話 ページ24
「今回の戦いで、60人が脱落。馨さんは60ポイント獲得」
「完全勝利ーっ！！ やっぱり負けるよりこっちの方がすっきりしますわーっ！」
弾を一発、宙に向けて撃つ。いつものお淑やかさは何処へいったのだろうか。
この後、迎えに来た加藤に無理しすぎだと怒られ、濡れた事により体調を崩したのは言うまでもないだろう。
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「以上が先日行われた旗印戦の様子です」
「お恥ずかしい限りですわ！！！！」
もうやめてくださいまし、と両手で顔を覆う馨。そして、そんな馨とスクリーンを交互に見ては首を傾げる特進クラスの面々。
そんな中、黒田だけはクスクスと笑っていた。
「いやぁ面白かったなぁ」
「性格悪いですわよあなた！」
「まあまあ、そう吠えるな」
キィィ！ と黒田を見つめる馨。そんな彼女が本当に今の旗印戦を繰り広げた本人なのか……？ と、中々信じられないらしい。
「馨嬢、最後何故弾を当てられたんだ？」
「ああ、それはですね、撃った後にもう一発別の角度から急いで撃ったんです。正直、当たればラッキーレベルの賭けでしたが……上手くいってよかったです」
いやいやいや！！ と声が上がる。身体が弱く、一番弱いと思っていた馨があんな戦いをしてみせたため、特進クラスの面々は若干焦っていた。もしかしたら馨は自分よりも強かったりするのでは……？ と。
銃の腕はもちろんの事、何より頭の良さが段違いだった。下手すればあの黒田よりも上なのではないだろうか。
「まあともかく。これでわかっただろう？ 馨も60ポイント持っている、PBB作戦には参加してもらうぞ」
「え、何で協力する前提なんですか」
ハッキリ言って、馨に協力するというつもりはまるでない。いつ誰が裏切るかもわからないのに、協力なんてできるわけがなかった。
「豊臣様がいればそれでいいじゃないですか。同じく60ポイントなんですし」
誰が何を言っても決して首を縦に振ろうとしない馨に、それまでずっと黙っていた信長が口を開いた。
「馨」
「何ですか信長様」
「貴様は何をそんなに怖がっている？ 何がお前をそうまで怯えさせる？」
「っ、何も……」
「ないとは言わせん。俺達は何を言われても怒らない。だから、言え馨。そう気負う必要はない」
「でも……」
いよいよ話さなくてはいけない状況になってきた。
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Chiharu(プロフ) - ミルクチョコさん» コメントありがとうございます！ なるほど、須賀君かっこいいですもんね〜！ ドラマ見たあとしばらくハマってました笑 犬飼君とか笑 最近更新なくてすみません！ 読んでくれてありがとうございます😭 (2023年1月13日 22時) (
レス) id: 7076ed243d (このIDを非表示/違反報告)
ミルクチョコ(プロフ) - 私は加藤くんですね！Chiharuさんのお気持ちわかります！まあ好きな理由はその役をやっている須賀健太君が好きなだけなんですけどねｗｗ (2023年1月12日 17時) (レス) @page8 id: 90f93b6301 (このIDを非表示/違反報告)
Chiharu(プロフ) - オタくん♀さん» コメントありがとうございます！ これからもそう言っていただけるよう頑張りますね！ (2022年12月12日 18時) (レス) id: 7076ed243d (このIDを非表示/違反報告)
オタくん♀(プロフ) - 好きです! (2022年12月10日 20時) (レス) @page30 id: 487a14ebf8 (このIDを非表示/違反報告)
Chiharu(プロフ) - ふゆうさん» コメントありがとうございます！ きゅんきゅんゲームはキンプリのライブDVDに収録されているコントコーナーのものです！笑 実際のセリフをほぼ丸パクリしてるだけですので……！ それでも楽しんで頂けたようで幸いです！ (2022年10月22日 18時) (レス) id: 7076ed243d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Chiharu | 作成日時：2022年10月7日 17時
