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28話 猪突猛進とは ページ29

「あのね伊之助!!この2人は知り合いで…!」




「そうだ猪のガキ!!!だから早く刀納めて…」




「猪突猛進 猪突猛進ン!!!!」





「ちょっとォ!?!この子話聞いてないよ?!おかあさああああん?!」





「…るせェ。」




軽くカオスなこの状況。
伊之助はほんっと話聞かないし、このバカ2人もわちゃわちゃ言い合いしてて本当に止めようとしてるのか。

伊之助を説得してみるも鬼は斬るの一点張りだし、高杉たちもお互いにチビだの天パだのほんとしょーもねえことばっかり…




「…伊之助?この2人は私の知り合いなの、ね?」




そう言って伊之助の手の甲を自分の指で包み、なんとか鞘に収めさせる。

それを見た2人も怖かったーなんて言いながら安堵。
…あ、銀さんだけか。
高杉はいつも通りクールぶってたけど。



「つーかAいつもと雰囲気ちげーな。
刀なんか持ってたっけ?」




「あー、今こっちの世界で力使うと反動くるから鬼殺隊って鬼狩りとして刀振るってるの。」




「…鬼狩り?詳しく聞かせろ。」




妙に興味を持つ2人に鬼狩り…基この世界の鬼という存在、そしてトリップした経緯、鬼殺隊の存在について説明する。

そこで2人はやっと自分たちがトリップした事実、そして夜な夜な出る奇妙な天人についての辻褄が合うと納得した。

どうやら私たちが鬼と知らされていたのは銀さんと高杉のことで、この2人実は鬼に食われそうになった娘たちを助けていたとか。


その様子を村人の誰かが見て、鬼だと勘違いしたのでは?という事だった。

江戸と勝手が違うのには薄々気付いていて、尚更警戒の意味も込めてたまたま攫われた子達を助けることになった…らしい。


変な狐のお面は、初め森の中で目が覚めた時に少し歩いた先の小屋の中にいる親父から貰ったと。

その親父はどうやら呼吸法を使って鬼を倒してる人らしく、呼吸法は教わらなかったものの、少しの間対鬼用の剣術を学んでいたとか。


2人が街に降りる際、厄除けの面だと言って渡してくれたのを律儀にまあ…




「その親父がさ、鬼殺隊の隊士に出会ったら鱗滝左近次って名前を出せば寝床を用意してくれるって言うから探してたんだけど…まさかAがその鬼殺隊に入ってたなんてな。」




「まあ私は一時的だけどね。利害の一致ってやつ。」




そこで伊之助が口を開く。




「でも、倒しても減らない鬼ってなんかおかしくねぇか?」

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設定タグ:銀魂 , 鬼滅の刃 , 神威   
作品ジャンル:アニメ
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ナルシスト - とても面白くていい小説ですね!これからも頑張ってください! (2020年4月17日 14時) (レス) id: 9f29b33a37 (このIDを非表示/違反報告)
mio - 更新頑張ってください!応援しています!! (2020年3月16日 15時) (レス) id: 2668335830 (このIDを非表示/違反報告)
いるあ(プロフ) - とても面白いです。この感じだとオチは神威なのでしょうか?神威だととても嬉しいのですが、、、楽しみに更新を待っています。 (2020年2月16日 11時) (レス) id: 8f6ad57d8f (このIDを非表示/違反報告)
4o(プロフ) - 妖精・ナルルさん» ありがとうございます!これからも少しずつ更新しますのでよろしくお願いします( . .)" (2020年2月7日 2時) (レス) id: 14a215dd40 (このIDを非表示/違反報告)
妖精・ナルル - 面白いです! (2020年2月6日 21時) (レス) id: 428de63203 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:4o | 作成日時:2020年1月31日 4時

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