【銀魂】【鬼滅の刃】鬼殺し？いいえただの戦闘狂です！！

14話 鬼殺隊 ページ15

「…まあ、じゃあ団長が見つかるまで協力しましょう。」



そう返事をすれば産屋敷さんは少し微笑みながら頷いてくれた。
…ああ、この人がリーダーなのが少し納得出来た気がする。



「さっそく柱の紹介をしよう。
柱とはね、隊員たちを導く力、そして鬼を圧倒する実力を兼ね備えたものたちに与えられん称号のことだ。」



鬼殺隊員は呼吸、と言う体技を使い一般では成し遂げられない高い戦闘力を得ると言う。

著しく増強させた心肺活動により、一度に大量の酸素を血中に取り込むことで、身体能力を瞬間的かつ大幅に上昇させ、鬼と互角以上の剣戟を繰り出す。

…それが彼らの取得した技で、鬼に対抗しうるもの。


また、呼吸には流派が存在し、「水」「雷」「炎」「岩」「風」の基本五流派が派生、後にはさらに多くの流派に別れ、それぞれの特性に合った技を開発している。

日輪刀の色で、どの系統の特性が合っているのかある程度推測できるらしい。


まあ簡単に言えば属性のようなものだろう。…難しい言い回しをしなくてもいいのに。



「では私から改めて紹介しますね。
鬼殺隊･蟲柱、胡蝶しのぶ。
…私は柱の中で唯一鬼の頚が切れない剣士ですが、鬼を殺せる毒を作ったちょっと凄い人なんですよ。」



「こんな可愛い子が協力してくれるなんて…！
鬼殺隊･恋柱、甘露寺みつり…これから仲良くしましょうね！」



「彼女が加われば勝機が上がるに違いない！
鬼殺隊･炎柱、煉獄 杏寿郎！」



「…蛇柱、伊黒小芭内。
投げ飛ばしたこと忘れないからな。」



「鬼殺隊･水柱、冨岡義勇。
…よろしく頼む。」



「…今屋敷内にいる柱はこれで全員だね。
他に4人いるが、また来た時に紹介しよう。
では、自己紹介をお願いしていいかな。」



…なんと個性の強いこと。
しかもさっき殴り飛ばした男も戻ってきてるし、柱だし。



「…私は春雨第7師団 団長補佐を務めるAです。
私の目的は同じ世界に飛ばされたであろう団長を見つけること。
特技はデスクワークです。よろしくお願いします。」



「うん、ありがとう。
その団長の容姿を教えてくれるかな。」



「容姿…神楽ちゃんと似た髪色で、後ろで三つ編みにしてますね。
あ、アホ毛が生きてるので見ればわかるかと。
あと接触する際は気をつけてください、下手したら命が飛ぶので。」



「命が飛ぶとはどういう事だ！」

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