長男からの超難問【鬼滅の刃】

問9 ページ10

竈門炭治郎side



善逸には悪いことをしたと思っている。




俺は実際小早川Aと付き合ってはいない。




1番厄介なのが善逸だから、先に潰しておいた方がいいだろう。





それでもAはまだわかって無さそうだ。

無理やりキスをしてしまったし、


でも俺が小早川Aに好意を寄せていることは善逸も俺もよく分かってる。


Aのみ気付いてないのかもしれない。




実は俺の方が目で追っていたのだ。






あの日のこと、きっと彼女は覚えていないのだろうけど。





俺はずっと好きだった。
こんなに長く好きなのにどうして結ばれないのだ。そんな考えに至る俺は最悪だろうか。


Aはきっと俺の顔が好みなんだろうな、


でも好んでくれてるだけで心がこんなに喜んでいる。

朝、彼女を見つけたときでさえドキドキとうるさいくらいの心臓の音が鳴った。


それと同士に嬉しそうな寂しそうな匂いも感じた。


すごく強い匂いですぐ隣の善逸から。



彼がAを好きな事は見ていればわかる。
必死なんだろう。


俺に“匂い”を分からせないために。




「(バレバレだよ、)」



俺は皆が思うよりあせってるのかもしれない。

“幼馴染み”というレベルの善逸が相手で。

スタート位置が全然違って見えるのだ。





俺の方が何倍も後ろにして今走って走ってそれでも誰にも追いつけない。


そんな惨めな姿なのかもしれない。、





でもそんな自分は見られたくなくてAに知られたくないから





あんな問題仕掛けたのだろう。

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