問16 ページ17
「………………だから、付き合ってるって言ったの?」
そうすればキスの話も辻褄が合う。
結局答えを教えてもらったけれど、
「うん、」
私どうしたらいいのかぁ。
もちろん竈門くんは好きだよ。顔がね。
でもそれ以上に私まだ何も知らない。
竈門くんのこと。
「……私面食いだから付き合ってもすぐ別れちゃうの。
いやでしょ?」
にっ、と笑いかけると彼はぽかんと口を開ける。
すると彼もあはは、とかわいた笑みを浮かべて嬉しそうに笑う。
「俺も何回告白されても何も思えなかったんだよ。久しぶりにドキドキさせて持った。」
こんなおれは君にピッタリだと思わない?
嬉しそうに笑う竈門くんは少し、かっこよく見えた。
「そうだね、じゃあ友達から。」
「は?」
お付き合いするのにはお友達から、と言うでしょう?
「……Aってすごい鈍感。」
「……初めて言われた。」
あはは、と笑いあって初めて竈門くんの事をもっと知りたいと思った。
初めてこんな気持ちになった。
105人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヒナコ(プロフ) - sheepさん» クロスオーバーって難しそうですよね…私でも出来そうなもので頑張ってみます!応援ありがとうございます! (2020年1月20日 21時) (レス) id: bf5f6a841a (このIDを非表示/違反報告)
sheep(プロフ) - クロスオーバーとかみたいです。これからも更新頑張ってください!!! (2020年1月19日 23時) (レス) id: e49b981c97 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナコ(プロフ) - MOMOさん» コメントありがとうございます。物凄く遅い更新になるかと思いますがよろしくお願いします! (2020年1月2日 22時) (レス) id: bf5f6a841a (このIDを非表示/違反報告)
MOMO - 更新頑張ってくださぁぁぁぁい! 待ってまぁす! (2020年1月2日 15時) (レス) id: 427f0b9904 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ヒナコ | 作成日時:2019年12月30日 23時