26話 ページ27
ASide
『……………ふぁ〜あ…よく寝た…』
まだ覚醒していない目で時計を見てみると、なんともう18時だった。
寝たのが14時くらいだから…2時間も寝ちゃったのか…やっちゃったな。
なんて思ってると、スマホが揺れた。
『もしもし』
り「あ!Aー?」
『どした?』
り「いつなら暇かなーって!」
『ん〜?あーね。まだ注射とか打ってないから、だいぶ先になっちゃうかもだけど大丈夫?』
り「大丈夫大丈夫。てかA寝起きでしょ!」
『バレた?wwもふもふたち気持ちよすぎて寝ちゃったw』
り「わかるwwまぁでも疲れてたんじゃない?」
『まぁそれもあるかもね』
り「お疲れwで、1ヶ月後とかなら平気かな?」
『うん。出来るだけ早めに終わらすね』
り「OK。ありがとう!じゃあ楽しみに待ってる」
『うん、明日は歌みた録音するんだけどなんの曲が良いと思う?』
り「お〜、んーとねぇ『たばこ』とか聴いてみたいかも」
『おっけー!じゃあたばこにする。楽しみにしててwありがと!』
り「やったねぇ〜!じゃゆっくり休んでね」
『もう目覚めたよww』
り「そりゃそっかwwまたね」
『またねww』
莉犬くんとの通話が終わって、わんにゃんたちの方を向くとまだ寝てるみたい。
『かわいすぎるっしょ……』
数枚カメラに収めてから防音室に向かう。
莉犬くんには明日録音するって言ったけど、暇で暇で仕方ないから今日録音してしまおう。
「たばこ」は好きでよく歌ってたなぁ
〜♪
結構いい感じに歌えた気がする!
MIX誰に頼もうかな〜…
あ、しゆんくんでいっか。
し「もしもーし」
『あ、しゆんくん?久しぶり〜』
し「おひさ〜どした?」
『MIX頼んでいい?』
し「いいけど。何で俺?」
『自分でやるのは嫌だし、るぅとくんにはこの前もやってもらったし、あっしゆんくんいるやんみたいな??』
し「最終兵器なの?おれwww」
『いや最終兵器は自分だからw』
し「自分かよw大体いつぐらいまでに仕上げればい?」
『できれば3日後とかそんくらい』
し「おっけー、んじゃ頑張れよ」
『?………あぁうん。そっちもね』
し「はいよ〜」
別々の道を歩む選択をしたけど、別に仲が悪くなったわけじゃない。
今でもたまに作業の依頼以外でも通話したりするし、でも……
なんて、暗い事考えてても過去は変えられないから仕方ないんだけどね!
別にそこまで引き摺ってるわけでもないし、もう今日は晩御飯食べて寝よ〜っと!
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作者名:瀬。 x他1人 | 作成日時:2019年8月19日 9時