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「……であって、つまり＿＿」
数学の時間。
私が嫌いな科目のうちの1つであるため、
かなり暇していた。
いや真面目に受けろって話だけど。((
先生とたまに目が合うので、真剣に聞いてるフリをしながらボーッと黒板を見つめていた。
＿＿そんな時。
何やら廊下が騒がしくなった。
「なんなんだ？」
その様子に先生も気になったのか教室を出ていく始末。
「なになに？」
「ちょっと見てこようよ」
そう言って友達と教室を出ていく子もちらほら。
私はこの嫌いな数学の時間が短くなるなら理由はなんでもいいと、強気でボーッとしていた。(謎)
そんな中、突然開かれる教室の扉、静まる教室。
先生が戻ってきたのかな？くらいに思っていた。
……が、それにしては余りにも静まりすぎてる。
私も思わず扉に目を向けてみると。
「ほんとにいんじゃん」
例の“灰谷”さんが居た。
もちろん、2人揃って。
しかも何故か目が合ってるし。
「オマエ結構有名なんだな
特定すんの楽だったわ」
『』
そう言って近づいてくる2人に
開いた口が塞がらない。
「君たち、授業中だぞ！」
ちょうど2人が私の目の前に来た時だった。
数学の教師が戻ってきた。
「なっ……お前ら灰谷か？」
「あっ、そうだA、この後ヒマ？」
先生の問いかけをスルーして、
灰谷お下げさんがそう尋ねてきた。
え、先生2人のこと知ってんの？
しかも私の名前？？？
「灰谷！！無視するな！！」
そんな2人の態度が癪に障ったのか
ドンッ、と拳を教卓に叩きつけた先生。
『っ！』
初めて聞く先生の怒声に思わず肩を震わせると
そんな様子を見ていた灰谷メッシュさんが
「邪魔すんな」
と言って先生を睨みつけた。
「お前らっ…学校にも来ないで一体何してるんだ！！」
「これ、俺らの連絡先。登録しとけよ」
『』
この2人には先生の声が聞こえてないのかな？
『ってかちょっと待って、“学校にも来ないで”って……
しかも先生が2人のこと知ってるのって、もしかして』
「俺らも一応ここ通ってる」
『』
そういう事だったのか。
ってことはつまり、この2人も高校生。
『……何年生？』
「「3年」」
『』
ヤバい。
この2人がほんとにやばい人だったって事と、
そんな2人にタメ口きいてた私ヤバい。
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おもち(プロフ) - yuiさん» コメントありがとうございますっっっ！！！そのオチwwwwこれからもきっとそのオチは続きます！！！www更新頑張りますねぇぇぇ！！！！！ヽ(；▽；)ノ (2021年9月18日 15時) (
レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - むーこさん» コメントありがとうございます！！！！一目惚れだなんてえええええ嬉しいいいいいいﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡更新頑張りまくります！！！！！笑 (2021年9月18日 15時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
yui - コメント失礼します！！蘭の「マジで食う＿＿」とか「襲＿＿」とかを竜胆が「兄貴」って言って止めるオチがほんとに好きです！！wこのオチこれからもしてほしいです…！願望で申し訳ございません…これからも頑張ってください！！ (2021年9月18日 14時) (レス) id: d14d967942 (このIDを非表示/違反報告)
むーこ(プロフ) - 初めまして､こんにちは！一目惚れしました！！とっても最高です､胸がドキドキです！続きが楽しみです(*^^*)ご無理をされない程度で頑張って下さい！ (2021年9月18日 13時) (レス) id: b9e619f014 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 娃莉紗さん» ほ、ほんとですかァァァァ……嬉しいです……！！ヽ(；▽；)ノもうめちゃくちゃ頑張りますっっ！！！！笑ありがとうございます！！！！ (2021年9月18日 11時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おもち
| 作成日時：2021年9月5日 17時
