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「…スーパー？」
『そう、お会計済ませたら直ぐに帰るから』
「……」
急に無言になった蘭。
「雨の音聞こえてくるけど？」
『あ』
上手く誤魔化せてると思ったけど蘭鋭かったわ。
「ウソ下手くそかよ
お前、傘ももってねえだろ
今迎えにい＿＿」
『いいよ』
「は？」
向こう側に竜胆も居るのか、
2人の困惑した声が聞こえてくる。
『ユイコちゃんと居るんじゃなかったんですか』
「なんで敬語？つか誰、ユイコって」
“知らない人なのにバイクの後ろに乗せたの？”なんて、言いたくない事も次から次へと口から出てくる。
それを聞いた蘭が「え」と声を漏らした。
「お前見てたの？
あん時まだ学校に居たのかよ…」
舌打ちして、
“ハメられた”と呟く2人に頭が混乱する。
『…え、ハメられたって、』
どういう事？と聞こうとした時。
後ろから突然、誰かに携帯を取り上げられた。
「どーこまで逃げんだよ、花谷チャン」
『…、』
咄嗟に振り返ると全く知らない男の人が
私の携帯をプラプラと揺らして笑っていた。
その後ろには何人かもいる。
いや誰？？
「灰谷く〜ん聞こえてる？」
私の携帯を耳に当てて勝手に蘭たちと会話する男。
ちょ、汚ぇな。
防水携帯でよかったと改めて思った。
「花谷チャン可愛いな。俺らにヤられたくねぇなら今から指定する廃工場に来い
みんなで出迎えてやんぜ」
音漏れしてくる蘭の声はめちゃくちゃ低かった。
…気がする。
『』
唐突すぎる出来事に何も言えない。
え、なに、傷心中でも容赦なく喧嘩に巻き込まれんの？？？
「という事だ花谷A」
『という事と言われましても』
オラ、と耳に強引に携帯を当てられる。
いや、痛い痛い。
『え、待って、今私傷心中なん＿＿』
「A、待ってろー」
えぇー。
そう言った蘭の声はさっきよりも明るい声だった。
「んじゃ、来いよ」
電話を繋げたまま、私の腕を引っ張って無理やり立ち上がらせてくる男。
「いやー、あいつらが来んの見物だな。
灰谷が目ェ掛けてるっつぅから気になったけど
マジで可愛いじゃん。」
「楽しめそー」
「まじで来んのかな？」
「来てたところちょうどヤってたら
あいつらどんな顔すっかな」
「姉ちゃん、そういう経験あんの？｣
『え……』
いきなり話振られても。
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おもち(プロフ) - yuiさん» コメントありがとうございますっっっ！！！そのオチwwwwこれからもきっとそのオチは続きます！！！www更新頑張りますねぇぇぇ！！！！！ヽ(；▽；)ノ (2021年9月18日 15時) (
レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - むーこさん» コメントありがとうございます！！！！一目惚れだなんてえええええ嬉しいいいいいいﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡更新頑張りまくります！！！！！笑 (2021年9月18日 15時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
yui - コメント失礼します！！蘭の「マジで食う＿＿」とか「襲＿＿」とかを竜胆が「兄貴」って言って止めるオチがほんとに好きです！！wこのオチこれからもしてほしいです…！願望で申し訳ございません…これからも頑張ってください！！ (2021年9月18日 14時) (レス) id: d14d967942 (このIDを非表示/違反報告)
むーこ(プロフ) - 初めまして､こんにちは！一目惚れしました！！とっても最高です､胸がドキドキです！続きが楽しみです(*^^*)ご無理をされない程度で頑張って下さい！ (2021年9月18日 13時) (レス) id: b9e619f014 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 娃莉紗さん» ほ、ほんとですかァァァァ……嬉しいです……！！ヽ(；▽；)ノもうめちゃくちゃ頑張りますっっ！！！！笑ありがとうございます！！！！ (2021年9月18日 11時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おもち
| 作成日時：2021年9月5日 17時
