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【サンプルボイス】
「あ、初めましてだよね。自己紹介するよ。僕はルミナス・アレグロ。スパークルカレッジの2年生なんだ。よろしくね。君の名前は?……へぇ、そうなんだ!……あ、えっとね。僕さ、人の役に立つことが大好きなんだ。だから、困ってることがあったらなんでも言って?全力で手助けするよ!」
「ど、どしたの……大丈夫?……………大丈夫だよ、僕は何があっても君の味方だから。見捨てたりなんかしない。絶対に。……うん、辛かっただろうね。でも平気。僕がいる。言ったじゃん、僕のことを頼って、って。助けになるからね。逃げたりなんかしない。君の助けになりたい、って気持ちは、どんなことがあっても、変わらないんだから」
「……人類は皆平等?……この世界には、人外もいる。……なーんて薄っぺらい言葉で逃げちゃいけないよね。うん、そうかもしれない。だけど、一人一人の感性が違うんだもん。そりゃ平等じゃないように感じるよ。そもそも、平等じゃないかもしれないしね。良く分かんないや。……何か思い詰めてることがあったら言ってよ?心配、だからさ」
「……泣かないで、って言ったら、苦しい?……そっか。僕にはあんまり君に泣いてほしくないんだよ。辛そうな顔を見ることも嫌。でも、それを溜め込んでたらずっとそのまんまじゃん?そっちの方が辛いよね。……今は、君の好きなようにしてみたらどう、かな?……うん、その方がきっといいよ。僕のためにも、君のためにも」
「あのー、流石に辞めといておいた方がいいと思うんだけど……………いやぁ、やりすぎじゃない?息抜きも必要だとは思うよ?だけどさ、もうちょっと時と場所を考えたらどう?……あっ、いや別に僕は君らのことが嫌いってわけじゃないんだけど。勿論、友達として見てるよ?けどさ、………」
「え?家族構成?………あー、大家族だよ。兄弟がたくさん。賑やかだよねー、君の家はどうなのさ。気になるー、教えて教えて。……え、そうなの?一人っ子かー。静かなんだろうな、羨ましいー、とか言っておいて僕が一人っ子だったら大家族に憧れるのかもねー……」
「魔法?……あー、あんま使いたくないんだよねー。……んー、まぁ、ちょっとね……」
「あはは……。――バレちゃった。ねぇ、この事は誰にも言わないでほしいんだ」
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