手違いで召されたらその詫びとして轟家の末っ子として生まれ変わりました!?

転生日記5 ページ7

テーブルに並んだ豪華な料理、クラッカーの弾ける音

そう今日は私と焦凍の誕生日です!!

｢｢｢焦凍、A、お誕生日おめでとう!!｣｣｣

『わぁ！ありがとう!!嬉しい！
焦凍、おめでとう！』ﾆｺｯ

｢うん！Aもおめでとう！｣

あれ??焦凍、心なしか顔赤い気がする

なぜ???

それより…←

焦凍に誕生日をお祝いされるなんて…

今すぐﾀﾋねるよ、コレ！

や、でもまだﾀﾋねない

だって爆豪にまだあってない！雄英にまだ入ってない!!

みんなと青春謳歌してないよ！

ﾓﾝﾓﾝﾓﾝﾓﾝ

冬｢……ぃ!……い！お〜い!!A??どうしたの？｣

『はっ！ごめん夢の世界に旅立ってた！』

冬｢なにそれ(笑)
食べよう？お父さんも帰ってきてるんだし、おかあさんが作った料理、冷めちゃうよ？｣

『それは駄目だ！食べよう！食べる!!』

それでは！

｢｢｢｢『いただきます!!｣｣｣｣』

ん〜！うまし！

おかあさんの料理、美味しいんだよね！

おかあさん自身も綺麗だし!!

これ、お父さんホントはﾓｷｭﾓｷｭ
おかあさんのこと好きｳﾏｳﾏ
なんじゃないの？ｺﾞｯｸﾝ

でも、エンデヴァー不器用だからなぁ
唐揚げ旨!!


また私は一人でﾓﾝﾓﾝﾓﾝﾓﾝと考え始めた

母｢ふふふ
またAが夢の世界に旅立ってるわよ｣

エ｢む??Aも器用なんだな｣

だから、両親がこんな会話してるのだって知らない


気づけばご飯は食べ終わっていた

今はおかあさんがケーキを切り分け終わるのを待っている状況だ

そこで突然私の体に異変が起きた

正確に言うと、私達双子の体に異変が起きた

焦凍は体を中心で右左に分けた左から炎あげ、右は凍り付いている

私は体から冷気が漂い始め、だんだんと周りが冷え始めてきた
そして、からだの冷えを取ろうと元々あった個性が私の体を包んでいる状態だ

焦｢ぁ、うぁお母さん、熱い、冷た、ぃ
助け、て｣

『ぅぅ、寒いぃ、』
個性発現ってこんな面倒なの?!
もう、やだ！

冬｢二人とも落ち着いて！今出てるものを、箱の中にしまうイメージしてごらん？｣

箱の中、ん〜…引きずり込んじゃえ！
えい!!

『あ！出来た！ぁでもまだ寒いからこっちはまだ良いや』

ふぅ、ぬくぬくやー

と、そうしている間に焦凍も出来たようで、お父さんが相当喜んでいる

まぁ、念願の複合個性だからね…

やっぱり、個性婚なのかな…??

エ｢でかしたぞ！焦凍、A！早速鍛えるぞ！｣

『!?ま、まってよお父さん！私達まだ混乱してるの！』

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