【銀魂】〜名前〜(神威)

第2話 ページ3

神威side







地球に少し所用があってね。









近くに海があったから何となく寄ってみたんだ









地球にしては綺麗だな、なんて思いながら









浜辺を一人で歩いてた









そこで、彼女を見つけたんだーーー。









一目見た瞬間、固まった









その姿が美しすぎて、驚いた









近づいて見れば、更に綺麗で……









どこか…俺の母さんに似てる気がした









この子は1度目を開けた









その瞳は青く、とてつもなく美しくて……









吸い込まれそうだった









俺はその子を船内に連れ帰った









阿「オイオイ団長、今度は何可愛い子拾っって来てんだこのすっとこどっこい」









神威「ねぇ、阿伏兎。」









阿「なんだぁ？団長にしては真面目なツラしやがって」









神威「……俺、この子に一目惚れしたんだけど。」









阿「ほォ、そりゃ頑張……ってはァっ！？！？」









神威「ってな訳で連れて帰るけど文句ないよね？」









阿「だ、団長が一目惚れ！？マジで言ってんのか？確かに可愛いが……」









神威「瞳が……綺麗だったんだ。物凄く。吸い込まれそうで……」









阿「(あの団長もこういう顔すんのか……)この子は誰なんだ？」









神威「わかんない」









阿「まぁ、なんでもいいが、責任は取れよ？団長」









神威「あぁ。もちろん」









部屋のベットに寝かせた









彼女は









透き通るような白い肌









長い睫毛に、整った唇









綺麗な輪郭。









真っ直ぐな黒髪









今は閉じているけど、開いた時のあの青い瞳









俺が生まれてから今までに見たモノの中で









宇宙で1番、綺麗だと思った

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