霧崎第一の華

第35話 ページ36

貴方side







佐々木「あ、あのっ！！」






ある日の授業終わり、




サッカー部のエースであり、クラスメイトの
佐々木君に声をかけられた






『私？なにかな？』






佐々木「き、今日の放課後、部活行く前に少し教室に残ってもらってもいいかな？話があるんだ」








『わかった、いいよ！じゃあ、放課後教室でね！』







部活前か〜。先輩に怒られないかな？
まぁ、部活遅れない程度に行けばいいか






なんて思いながら返事をした







佐々木君はモテる。1年なのにサッカー部のエースだし、かなりイケメン(？)らしいし






私顔タイプじゃないけど。笑






放課後





佐々木「来てくれてありがとう！」






『それで、話って何かな？』









佐々木「……え、えっと…その……入学当初からずっと好きでしたっ！！俺と付き合ってください！」








『えっ！！わ、私！？』









佐々木「……バスケ部の人と付き合ってるわけじゃないんでしょ？」







『え？……うん……まぁ……付き合ってはない…けど……』







佐々木「俺じゃダメ、、かな？///」







顔を赤らめて言う佐々木君






『……ごめんね、私、彼氏作るつもりないんだ。気持ちは嬉しいけど、ホントごめんね……』









佐々木「……そっか、いや、話聞いてくれただけでも嬉しいよ！ありがとう、神崎さん」








佐々木君は小走りで教室を出ていった









私も教室を出て体育館へ向かう









このあと起こることなんて









私は考えてもいなかった

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