霧崎第一の華

第18話 ページ19

合宿当日



私達はバスで合宿所へ向かっている






花「ちっ……めんどくせぇ……」






真先輩は面倒くさそうに
私の隣でケータイをいじっている







LINEの相手は今吉さんらしい








真先輩の苦手な先輩だって









それよりも私は昨日合宿の練習メニュー決めで徹夜で全然眠れなくて今にも寝そうだった









『真先輩……眠いです……』









私がそういうと真先輩は寝てろ、と私にフードを深く被せ真先輩に寄りかからせてくれた









花「寝顔を他の奴には見せてたまるか」









ボソッと何か言っていたが眠過ぎて聞こえなかった









気がつけば合宿所に着いていた









原「どうやらキセキの皆は裏庭に集まってるみたいだよん。A行ってくれば？」









『はぁい……んん〜、よく寝たぁ〜』









私はそういうとフードを深くかぶったまま
裏庭に向かう









この上着は男バスの部員ジャケットの為、



女の私にはかなりでかかった









皐月side



赤「やぁ、皆。久しぶりだね」





黄「またこうやって一緒に練習出来るって思ってなかったっす！」





青峰「なんでこんな朝早ぇんだよ……」





紫「眠い……」







桃「もー！二人ともシャキッとしてよ！」








緑「桃井の言う通りなのだよ。
ん？黒子はどうした」






黒「すいません、お待たせしました」








桃「テツくーん！！！！」








赤「よし、これで皆揃ったね。」









赤司くんがそういった時、









『忘れられちゃあ困るな？』









背後から聞き覚えのある声がした

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