とある四人が歩む人生 (ページ7)

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爆発が起きた後、窓から人影が落ちていくのが五人には見えた。

リーダー「下っ端はこちらで片付けておきますので、そちらはお願いします」

そう一方的に告げるとすぐに去っていく三人。

五条「なんでアイツらが仕切ってんだよ」

夏油「まぁ、手間が省けていいじゃないか」

と、ぶつくさと文句を言うが二人も動き出した。

一方その頃、先に動いた三人は下っ端を次々と気絶させていた。

ネコ「なんでこんなにい、る、の！！」

ネコは三人の中でも小学生にしては結構小柄な方であり、一番狙われていた。

オカマ「頑張りなさないな。アンタは一番油断されやすいんだからね」

とネコを励ますかと思ったら、あざ笑うオカマ。

そのやり取りを死んだ魚のような目で見るリーダーとカオスな状況だった。

場面は戻り、五条達はというと。

保護した“星奬体”である天内理子が目を覚ました途端に五条がビンタされ、夏油の前髪が変だと貶されていた。

どうやら、今襲ってきている敵対組織の仲間だと思われているようだ。

そして、怒った二人が天内を足と腕をそれぞれ持って引き伸ばしていると天内のお世話係である黒井美里に止められているところだった。

こちらもこちらでカオスである。

その後、天内が自分の学校に行きたいと言うので、さらには天元様からも好きなようにさせるように言われたため、五人は渋々天内を学校に行かせることになった。

だが、行く前に車の座席が足りなくなり、二人が別ルートで向かわなければ行けなくなったので、

リーダー｢悪いが、オカマ、そしてネコ。お前達は別ルートで頼む｣

｢｢えー！/はぁ？｣｣

二人が文句を言うのも無視をし、無理やり車から追い出したのだった。

車内では。

黒井｢あの、あの方達を置いていって大丈夫だったんでしょうか｣

と黒井が申し訳なさそうに言うと、リーダーはうんざりしたように

リーダー｢いえ、大丈夫です。というかあの二人はあの通りの調子なので五条や夏油、私のようになりますよ｣

と疲れたように言うのを見て｢…そうですか｣と納得する黒井だった。

……………………

ちなみにおっさんは運転に集中していたので、あの二人の騒音は気にならなかったようです。