塩分多めの君には糖分をpart2_S.Reo_ (ページ7)

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俺らしくないページ7

玲於side

"れおたん好き"

さっきAから言われたこのフレーズが俺の脳内をぐるぐる回ってる

メン｢玲於なんで顔赤いの？熱でもある？大丈夫？｣

玲｢え？俺顔赤い？｣

メン｢うん、なんか１回真顔になってだんだん赤くなってるよさっきから｣

まじか、無意識

やばいな俺

そんなにあいつのこと好きだったっけ？

なんか日に日に好きになってってる気がする

なんかこんなんで照れて俺らしくない

亜｢れーお、どう？最近｣

玲｢…さっき好きって言われた｣

亜｢いつもの事じゃん笑｣

玲｢ちがくて、俺がその意識し始めてから初めて言われた｣

亜｢あー、で？照れちゃってると笑｣

玲｢……ﾊｧ俺こんなつもりじゃなかったんに。今頃キレイな人と付き合って幸せだったかも知れないのに｣

亜｢いーじゃん笑Aかわいいし、いい子だし、元気だし、玲於のこと一途に思ってくれてるじゃん｣

玲｢まぁそうだけどさ…｣

亜｢早く告れよ！｣

玲｢そんな簡単にいかないんだって｣

亜嵐くんは性格も顔もイケメンだからそんな次々に女の子が自分のものになるんだよ

俺なんてあいつに散々冷たくしてきて、付き合ってとか言われても無理って言ってたんだよ？

今更むりだよ

『れおたん』

玲｢なに？｣

『今度さ、その、美味しいケーキ屋さん行かない？』

玲｢……いいよ｣

『ほんと？！やった』

玲｢いつ行くの？｣

『えっと、明日とか午前で終わりだからどーかな？』

玲｢わかった｣

あいつからケーキ屋さんに誘われたけど
情ねぇよな普通は男から出かけるのとか誘うべきだよな

今度誘ってやるか

涼｢よかったね玲於｣

玲｢……なにが｣

涼｢Aとケーキ。Aさっきヤッターれおたんとケーキ！って言いながら出てったよこの部屋笑｣

玲｢あいつ…｣

涼｢結構順調？？｣

玲｢いや、別になんの進展もないけど｣

涼｢ケーキ屋さん行く時少しでも距離縮めなよ？ツンツンしちゃダメだからね｣

玲｢…わかったよ｣

明日か…

二人でケーキ

なんかそーゆー雰囲気になって、色々話して

あわよくばあいつと…ってぐらいで期待はしないでおこう

俺なりにがんばるけど