二百十四話 組織Ｎｏ．２ ページ25
コナンside
医務室を出ると、灰原と近くのベンチに腰掛ける。
博士は鳩にポップコーンをやり始め、子どもたちはあの女性と鳩を見ている。
コ「！？…間違いないのか？彼女がヤツらの仲間っていうのは」
哀「絶対にそうとは言えないけど…」
「あなたも感じたでしょ？」と問うてくる灰原は、慎重な面持ちで。
確かに異様ではある。３本のダーツの矢が全てダブルブルに刺さるとか、落下する元太を空中で受け止めたりだとか、そんなことが出来る人間は滅多に居ない。
哀「それに、あの右の目、今思えば作り物のよう…」
コ「作り物のようって…まさか！」
哀「あなたの言う…黒ずくめの組織のＮｏ．２…ラム…」
ラム…以前赤井さんの携帯に届いた3文字のアルファベット。それが《RUM》だった。
哀「彼女がラムだったとしたら…本当に記憶喪失なのか怪しいわ」
コ「確か…ラムは性別、年齢ともに不明だったな」
灰原は「えぇ」と頷く。
灰原が組織にいた頃耳にした人物像は、屈強な大男、女のような男、年老いた老人など十人十色。そして、何かの事故で目を負傷し、片方の目が義眼であること。
哀「あの女の目がオッドアイではなく…義眼だったとしたら…」
灰原の組まれた手が僅かに震えている。
コ「なるほど…記憶喪失も芝居ってわけか…だが何故俺たちに近づくのにそんな芝居をする必要がある？」
哀「そ、それは…」
コ「たしかに彼女の身体能力を見れば、組織の人間として警戒すべきだけど…もし本当に記憶喪失だとしたら、そいつは逆に…((哀｢ダメよ！！｣」
哀「絶対に記憶を戻してはダメ！」
立ち上がった灰原が、こちらに詰め寄る。
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スノーローズ(プロフ) - nanoka(*´∀｀)さん» おー！挑発の仕方が悪かった一影さんです。目が覚めたらそうこの中真っ暗でいつの間にか両サイドにバーボンとキールが... (2019年2月12日 18時) (
レス) id: 85727838a7 (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀｀)(プロフ) - 確かにその挑発はダメだね、一影笑 一緒に頑張ろー← (2019年2月12日 18時) (レス) id: baf4e201be (このIDを非表示/違反報告)
スノーローズ(プロフ) - しろまるさん» 返信大変遅れて申し訳ないです。すみません、バイトやら学校やらでバタバタしておりまして、学校もそろそろ終わるので、そろそろ更新できるかと思います。お待ちいただけたら幸いです。 (2019年1月26日 19時) (レス) id: 85727838a7 (このIDを非表示/違反報告)
しろまる - おもしろいなーって思って読み進めていたら、ここまであっという間でした！いそがしいのでしょうか？またの更新楽しみにしてますね。 (2019年1月25日 1時) (レス) id: c9649c4db2 (このIDを非表示/違反報告)
みこ - 百九十ニ 「精子の声」→「制止の声」じゃないでしょうか？ 続き楽しみにしてます！ (2018年8月17日 18時) (レス) id: 3d83174dd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スノーローズ x他1人 | 作成日時：2018年8月3日 13時
