弟に愛されすぎて困ってます？【イナイレ】４ 【完】

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『…』


アフロディ達が凄いのは知っていたけど今日のプレーには怒りと悲しみが収まらない。
総帥が後ろについている限り安全な試合は出来ない、何か起こるだろうと覚悟はしていた



Aの髪が病室の窓から通る風に揺れる

病室のベットに眠っている次郎。
その姿はいつもの綺麗な次郎ではなく体中に痛々しい傷が見える




『次郎…』



名前を呼んでも返事はなくただひたすらに次郎が目を覚ますのを待った





























































｢A、A｣

『ん…』



私、寝てたみたい

目の前にいる次郎が起こしてくれて目が覚めた



え、次郎？



『次郎…？』

次｢おはよう｣



目の前には大好きな次郎の姿があった

思わず次郎に抱きつく



『よかった…目、覚めた、！』

次｢痛い｣

『！ごめん、そうだよねまだ痛いよね』



そう言って次郎から離れると後ろから声がした



源｢俺も目が覚めたんだが｣

『源田くん…！うん。源田くんもおはよう』

源｢あぁ、おはよう｣




次｢俺たちは世宇子に負けたんだな｣


次郎がボソリと言う


源｢最強の帝国に一点も取らせない世宇子…｣

次｢Aが認めたチーム、言葉にならないくらい強かったよ｣




2人の手に力が入ってるのがわかる




『ちょっと先生のところに行ってくるね』



今はかける言葉が見つからず病室から離れた。

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