301 ページ6
一方雷門では…
イナビカリ修練場で帝国の結果を待ちながら初戦に向け特訓をしていた
すると息を切らし音無がやってくる
音「て、帝国学園が!」
円「初戦突破か!」
円堂と豪炎寺でハイタッチをする
音「10-0で…」
円「結構な点差だな!」
音「世宇子中に…完敗しました」
音無の言葉でここにいた全員が手を止めた
円「嘘だろ?音無」
染「ガセじゃねぇのか!あの帝国が初戦で負けるわけねぇだろ!」
壁「それも10-0って…帝国が一点も取れないなんてありえないッスよ」
円「音無、どういうことだ!」
音「見たことも無い技が次々決まって帝国が手も足も出なかったそうです…」
豪「あの帝国が…」
円「そんなわけない!あの帝国だぞ!あいつらの強さは戦った俺たちが1番よく知ってる!あいつら本気で強いんだ!鬼道がいるんだぞ!」
音無は暗い顔をしながら言った
音「お兄ちゃん、出なかったんです」
「「「え?」」」
音「お兄ちゃん、うちとの試合で怪我したじゃないですか。相手はノーマークの学校だったから大事をとって控えに回っていたんです。そしてら相手が圧倒的でお兄ちゃんが出ようとした時には…」
円「あの鬼道が…そんなこと絶対有り得ねぇ!」
壁「キャプテン…落ち着いてほしいっス」
円「落ち着いていられるか!鬼道達が完敗なんて…有り得ねぇ!」
染「円堂!」
壁「キャプテン!」
円堂はそのまま行ってしまった。
残されたメンバーの空気が重くなった時壁山が口を開いた
壁「帝国学園の選手は大丈夫なんスかね…」
音「みんな救急車で病院へ行ったそうです」
染「じゃああいつも…」
豪「あいつ?」
染「佐久間の弟もいただろ、帝国に」
壁「Aさんもショック受けるっスよね…」
音「それが…」
豪「Aが世宇子中に…!」
音「はい、世宇子中側のベンチに」
壁「そんな…」
染「あいつ…!弟を裏切って、!」
音「いえ!そういう訳ではないんです。A先輩も試合を中断させようとしたんですけど…」
染「……」
豪「それでAは?」
音「今は弟さんの付き添いで病院に」
豪「そうか…」
114人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
海月ぶどう(プロフ) - 雪音さん» ありがとうございます!頑張ります(*•̀ㅂ•́)و✧ (2023年2月26日 1時) (レス) id: 890192da02 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - すごく面白いです!更新頑張ってください! (2023年1月26日 15時) (レス) id: c510f125c3 (このIDを非表示/違反報告)
リンダ&ジョージのリンダ(プロフ) - 甘華さん» ありがとうございます(༎ຶ⌑༎ຶ)(༎ຶ⌑༎ຶ)頑張ります(ง •̀_•́)ง (2022年12月4日 3時) (レス) id: 890192da02 (このIDを非表示/違反報告)
甘華(プロフ) - あぁもう素晴らしい作品ですよ!もう好きです!更新頑張って下さいね! (2022年12月3日 19時) (レス) id: d13ad76381 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:海月ぶどう | 作成日時:2022年10月29日 23時