227 ページ2
そして試合当日になった
今日は2人とも朝からせっせと家中を動き回っていた
『次郎!ユニフォームいれた?』
次「入ってる!」
『靴下は?着替えのと、』
次「全部やってあるよ!」
次郎の確認をしながら自分のも用意をする
次「朝からバタバタ、昨日のうちからやらないからこうなるんだぞ」
次郎の鞄は綺麗に玄関前に置いてある
それに比べてAは、、、、、
『ジャージない!どっかいった!』
次「昨日干さないとって慌ててたから外じゃないか?」
『あっっったー!!最高だよありがとう!でもハンカチない、次郎さっきここに置いてたハンカチ知らない?』
次「それはわからない」
昨日午後はほとんど寝てたのに一体いつ用意したんだ、と聞いてしまいたくなる。家中を行ったり来たりしているを次郎は机で朝ごはんを食べながら見守る
そして残りのパンを頬張り席を立った
次郎「ごちそうさま」
次「Aー!行ってくるよー!」
歯を磨いたりなんなりして次郎は靴を履いた
『行ってらっしゃーい!!』
Aの声だけが次郎のお見送りをする
次「(ほんとは一緒に行きたいけど、、、、)」
そんなことを思いながら家を出ると黒い車が止まっていた
拓「次郎様、お迎えにあがりました」
次郎のボディーガードの拓真だ。
拓真を見るなり次郎の表情が歪んでくる
拓「(凄い嫌われよう.......)」
拓真は若干ショックを受けつつも続ける
拓「FFスタジアムまでお送り致します」
次「ここまで来てもらって悪いけど、大丈夫だよ」
車を素通りしようとした次郎を拓真は焦って止めた
拓「いえ、そういう訳にはいきません。こちらは郁朗様からの指示ですので」
真希や拓真など他のSPも同様、当主の佐久間郁朗には逆らってはいけない。次郎もその事は知っていたので渋々と車に乗り込んだ
拓「15分ほどで到着する予定です」
次「早すぎ!!誰もいないから!!」
そうして次郎は車でFFスタジアムに向かった
114人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
海月ぶどう(プロフ) - 雪音さん» ありがとうございます!頑張ります(*•̀ㅂ•́)و✧ (2023年2月26日 1時) (レス) id: 890192da02 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - すごく面白いです!更新頑張ってください! (2023年1月26日 15時) (レス) id: c510f125c3 (このIDを非表示/違反報告)
リンダ&ジョージのリンダ(プロフ) - 甘華さん» ありがとうございます(༎ຶ⌑༎ຶ)(༎ຶ⌑༎ຶ)頑張ります(ง •̀_•́)ง (2022年12月4日 3時) (レス) id: 890192da02 (このIDを非表示/違反報告)
甘華(プロフ) - あぁもう素晴らしい作品ですよ!もう好きです!更新頑張って下さいね! (2022年12月3日 19時) (レス) id: d13ad76381 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:海月ぶどう | 作成日時:2022年10月29日 23時