【あんスタ】〇〇しないと出られない部屋【短編集】

【逆先夏目】壁ドンとDキスしないと出られない部屋。 ページ14

*





「子猫ちゃん…」


『ちょｯ…ちょっとまって！』




恐ろしい笑顔でこちらへ向かってくる夏目くん



気づけば私の背中は壁についていた





それを待ってましたと言わんばかりにほわっと微笑んで私の顔の横に夏目くんの手が…





いわゆる壁ドン状態だ…




何故こんなことになったのか…約2分前(びみょー)




★･｡･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ




《えと、ここは壁ドンとDキスをしないと出られない部屋…です！最近の子には大胆なことをさせるんですね…》





「ゥ…センパイだ…」


『あー…青葉先輩か…』





夏目くんが嫌な顔をして空気が気まづくなってしまった






《えーっとでは、頑張ってください！》




最後のこの一言絶対いらなかったと思うよ先輩





「はぁ…何かの嫌がらせかナ？」



『あはは…』



「……じゃあA、こっちおいで」



『？』



壁にもたれかかって座っていた夏目くんのところに行こうとした




『…』



「どうしたの？子猫ちゃん」



『えと、何で行かないと行けないのかな？』



「ん？壁ドンしてDキスするからだよ？」




当たり前だろと言いたげな顔で微笑んだ




『えっと…』



「僕とするのはイヤ？」




立って私の前まで来てそう言った




『そういうんじゃ…』





少しずつ私の方に夏目くんが迫ってくるから後ずさりした




「じゃあ…どうして？」



どんどん私の方に迫ってくる…




『あｯ…』



壁に背中がついてしまった




夏目くんは私の顔の横に手を置いた





「Aがイヤでもやるよ？出られないでしょ？」





そう言って私にキスをした



舌がねろっと入ってくる




もう何も考えられない状態だ…




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