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Side トントン
まったく、クソ悪質なイタズラ仕掛けてきよって……
こちとら画面の中のお前にモザイクかけんのに忙しいんやぞ。
苛立ちながら編集に戻っていると、スマホが鳴った。
Tn「なんや、大先生か？」
無視しよ、と思ったが、視界の端に映ったのはTwitterの通知。
しかも、
"ゼロからメッセージが届いています"
という、現実味を帯びない文字列だった。
Tn「……は？」
動揺してスマホを落としかけた。
Tn「え、嘘やろ…!?」
急いで確認するとたった一文、"大先生とは顔見知りです"と書かれている。
呆けていると、今度は着信音。画面には"大先生"の文字。
Ut「もしも…」
Tn「どういうことや大先生!!!」
Ut「ちょ、落ち着けトン氏」
どうやらマジで知り合いだったらしい大先生に、喰い気味で質問する。
Ut「ちゃんと友達って書いとったやろ？」
Tn「いや、顔見知りって書いとったけど」
Ut「嘘やろ……」
絶望的な声を出しているが、そんな事はどうでもいい。
マジで大先生がゼロの知り合いと言うのなら、リクエストを聞いてくれる話は……
Tn「え、え、マジでリクエスト聞いてくれるん？マジで？」
Ut「そう言っとるやん。本人人見知り激しいから、俺が代理やねん。あ、DM返信はやめたってな」
Tn「えぇ、どないしよ！ちょ待って考えるわ!!」
歌って欲しいと思っていた曲はいくつか既にあったが、改めて一つに絞ろうとすると悩んでしまう。
どうせなら普段歌われていないような曲調の歌がいいか？
俺が悩みまくっているのを察した大先生が、電話の向こうで苦笑している。
Ut「時間かかりそうやし、決まったら俺にまた教えて。でもゼロの都合もあるからなる早で頼むわ」
Tn「分かった!!今日中に決めて送るわ!!あ、大ファンです言うといて!!」
Ut「はいはい」
―――――
今日の曲は、とある人からのリクエスト曲。
普段歌わないような曲でちょっと新鮮だった。
―――――
後日、リクエストなんて受け付けた事の無かったゼロのチャンネルに、初めて"リクエスト曲"と概要に書かれた動画が投稿された。
"とある人"の正体当てに一時コメントとTwitterが沸いたのは言うまでもないだろう。
……しかし、ヘッドフォンをつけた眼鏡の男が画面の向こうに向かって拝んでいたのを知る者はいない。
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ロル(プロフ) - いつ見ても11話の最後のラインが好き……(もちろん全部好き) (2020年10月7日 22時) (
レス) id: 13b383caa5 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 好き…結婚しましょ〜！！ (2020年9月1日 20時) (レス) id: 3f15dcefd5 (このIDを非表示/違反報告)
ハルル - 全部設定読みました！褒めて下さい！(何処の犬だよ)すいませんでした。神様澪様申し訳ありません。あ、でも褒めて下さ(殴 (2020年5月12日 21時) (レス) id: b25bc8c008 (このIDを非表示/違反報告)
たまごすーぷ - 神様！(初コメ失礼します)…おっと本音と建前が逆になってしまいました許せ下さい()更新頑張ってください！ (2020年3月22日 19時) (レス) id: 3bf718bde9 (このIDを非表示/違反報告)
リディー - 澪 -Rei-さん» 大丈夫、投げられた石全部ぶっ飛ばすんで。ホームランして投げたやつの顔面にシューーート！します(？) (2020年1月12日 23時) (レス) id: 18f9de17d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澪 | 作成日時：2019年12月12日 1時
