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グズグズと鼻を鳴らすAを何とか宥めた。
強く抱き締めてきたから、それを返したら少し落ち着いた。
『ｸﾞｽｯ…みんなね、見ててくれるんだって』
「？」
『お兄ちゃん、も、がんばれ、って。ふぇ、』
「分かった、わかったから泣くな！」
なにか夢でも見てきたのか…？
命日以外「お兄ちゃん」と呼ぶことがないのにそう呼んでるってことは、そういうことだろう。
目元から溢れる止まらない涙をと口付けて吸った。……しょっぱいな。
『わたしっ、れーくんのために生きるから、だからおいてかないでぇ…』
「僕が置いていくわけないだろう、ほら、いい加減泣き止んでくれ」
泣かれてしまうと……特に、Aは。どうすればいいか分からないんだよ。
コナンくんは空気を呼んだのかお風呂借りるね！と浴室に駆けていった。何者なんだ？あの子は。
びしょびしょになったAの顔を拭いていると急に腕が首に回って。
「んっ」
唇が触れ合った。
……は？？？いや、この前あんなに赤面して、は？？？？？
『ん、んっ…』
「っこら、A…ん、ふ」
こちらは宇宙猫になりそうなくらいに疑問しか浮かんでこないのに、Aはまたキスをしてくる。
僕よりも柔らかい唇が心地よかった。
そうして、受け入れ始めた時、
ガタンッ
ダイニングチェアがひとりでに倒れた。
…………僕、何回松田に殴られているんだろうか。
不思議とそんな考えに至った。それと同時に酷い寒気も覚えた。
妹バカなあいつの事だから僕がAを貰うのにも渋ってるんだろうな。
Aも流石にびっくりしたようで、今度は縮こまって首にすり寄ってきた。
……はあ。
ため息を一つこぼしてからAを寝室に運んだ。
勘弁してくれ。
٭•。❁。.*･ﾟ .ﾟ･*.❁。.*･٭•。
「そこまでは許してねぇぞこのパツキン野郎！！！」
「嬢ちゃん酔ってたからな、ここは目をつぶれ、お兄ちゃん」
「Aちゃんと話せてよかったよ。な、萩原」
「おぉ♪…ま、降谷ちゃんとも話したかったけどな」
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どうも作者です。安室さんと夢主ちゃんめっちゃいちゃつかせたいです。皆さんどう思いますか
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あすか@暇人(プロフ) - 初コメ失礼します。続編突入おめでとうございます！続編のリンクをこちらと繋げていただけると嬉しいです…。 (2022年6月3日 20時) (
レス) id: a2dc34f4dc (このIDを非表示/違反報告)
かしわ(プロフ) - milkさん» じんぺーちゃん妹バカなんです笑 (2022年5月24日 7時) (レス) id: e8da3e8314 (このIDを非表示/違反報告)
milk(プロフ) - ヤバい、最後の松田さんのところ最高に面白い (2022年5月23日 21時) (レス) @page28 id: 7df2c50704 (このIDを非表示/違反報告)
かしわ(プロフ) - 舞さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2022年5月23日 12時) (レス) id: e8da3e8314 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ (2022年5月22日 23時) (レス) @page27 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かしわ | 作成日時：2022年5月20日 19時
