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｢緑谷？だいじょぶかよぉ…｣
｢なんか怖い夢でも見たのか？｣
｢心配や…｣
皆の声を聞いていると、少しずつ意識がはっきりしてきた
あ、あぁ、そうだ。姉さん、姉さんは、
慌てて辺りを見回すも、ここにはいる訳もなく
僕は勢いよくベットから降りて部屋を出る
寝巻きがはだけるのなんて気にも止めず。
｢おい、出久！｣
｢ねえさん、｣と掠れる声で呼び、急いで階段を降りて、そのまま裸足で外に出ようとする
｢ちょ！お前その格好はアウト！｣
｢早まるな！俺はまだ同級生が警察に捕まるのなんざ見たくない！｣
｢は？！力強っ！｣
追いかけてきた男子組が僕を引き止めるがそれに構っている余裕はなかった
男子3人を引きずりながら外への扉を開ける
『壊理ちゃん出久に会いに来たの？実は私もなの〜』
｢Aさん、これ…｣
『わ、くれるの？ありがとう』
そこには壊理ちゃんと姉さんの姿があった
『あ、いず____一体どうしたのそんな格好して！』
｢あ''ー！！Aさん頼む！緑谷止めてくれぇ
！｣
未だにしがみついてくる切島くんを突き放して僕は姉さんのところに走る
あぁ、姉さん。
どうしてあんな夢を見たのか、それが分からないほど僕は鈍くない
僕より一回り小さい体を強く抱きしめる
『え、えぇ？？ていうか出久裸足…！なんで、しょ、焦凍ぉ！！』
｢俺に助けを求めるな。こっちも状況が把握しきれてねぇ｣
ぎゅうぎゅうと力一杯抱きしめる
僕の腕の中に閉じ込めていないと、本当に消えてしまいそうで
『何かあったの？』
優しい手つきで背中を撫でてくれる
今も昔も変わらない温かさにだんだん落ち着いてきた
｢…ううん。ただ、無性に姉さんの顔が見たくなっただけ｣
力を緩め、顔をしっかりと見る
『本当？』
｢うん、本当｣
『…ならこのはしたない格好はなんですか。クラスの子も困らせて。』
先ほどの空気とは一変
じろりと睨まれる
『焦凍』
｢あぁ｣
｢わっ、ちょ、焦凍？！｣
｢意味わからん行動をした罰だ。迷惑極まりない
…A、悪いがまた明日でもいいか｣
『構わないよ。出久のことちゃんと見ておくのね』
｢はっ。言われずとも、だ。｣
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あの - デク,しょーとが雄英に勤めて夢主と会った後を書いて欲しいのですがよろしいでしょうか？ (2021年9月23日 13時) (
レス) @page21 id: 347eae7089 (このIDを非表示/違反報告)
かしわ(プロフ) - あのさん» 番外編ですか！了解です！番外編であればリクエストも受け付けておりますので、見たいシチュがあれば！あと、一生に一度の願いはこんな所で使わなくても大丈夫ですよ笑もっといいことに使ってくださいね (2021年9月19日 7時) (レス) id: e8da3e8314 (このIDを非表示/違反報告)
あの - あの...かしわ様((￣_｜ I一生に一度のおねがいですm(_ _)mスライディング土下座( ﾉ;_ _)ﾉ((殴(°o°C=(_ _; すいません( ノД`)…番外編を書いて欲しいのですがよろしいでしょうか?? お返事待ってますーーースライディング土下座( ﾉ;_ _)ﾉ (2021年9月18日 20時) (レス) id: 347eae7089 (このIDを非表示/違反報告)
かしわ(プロフ) - ペルナさん» いえいえ！解説下手っぴですみません…（笑） (2021年7月20日 22時) (レス) id: e8da3e8314 (このIDを非表示/違反報告)
ペルナ(プロフ) - 解説ありがとうございます (2021年7月20日 20時) (レス) id: 1574ce3f69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かしわ | 作成日時：2021年5月3日 12時
