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# ページ6

あ「…いや、あの、、別にそんなっ!大したことではないよ…?」




メンバー「いや!!ききたいっす!!!」


興味津々のメンバーたち
笑い過ぎて呼吸が止まりそうな数原


どうやら逃げ場はないと悟ったAは深くため息をついた



あ「…デビューしたばっかりの時にね、、、」



GENERATIONSとしてデビューして1カ月がようやく過ぎた頃だっただろうか




当初、ボーカルではないから別にいいか とマスクは全くしていなかったが
上京したばかりだった初々しいイケメンを周囲が放っておくはずもなく…

スカウトに声をかけられることが増えていった



あ「すいません、もう事務所入ってるので…」


一体何回このフレーズを繰り返しただろうか?

雨が降っていたその日
運悪く、しつこいスカウトマンにつかまってしまったA


傘を家に忘れるという不幸もかさなり、事務所への道を急いでいたところだった


優しいAは かといって邪険にすることもできず、丁重に断っていた

そこに漬け込んでぐいぐいと迫ってくる相手


スカウト「お話だけでもいいので!そこのカフェでどうですか?!」


相手の傘から規則的にAの肩に落ちる雫が距離の近さを物語る


あ「ほんとにごめんなさい!急いでるので!!」


無理やり振り切ってダッシュするとそれ以上は追いかけてはこなかった

最初からそうすれば…という考えが頭をよぎるが、この際それは気にしないことにする






ずぶ濡れで楽屋に飛び込むと、まだ集合の30分前。
ダッシュのおかげでいつもより早く到着したラッキーに感謝しつつ、これからどうしようかと考えを巡らせながらソファに腰を下ろすと、




数「おはようございます。Aくん!」



あ「…っ!! びっ、くりしたー!おはよう!笑笑」




数「Aくん、びしょ濡れですけどどうかしましたか?」



あ「…スカウトさんにつかまった 笑」



数「…それはそれは!笑 でも、Aくんマスクしないからじゃないですか?
俺の1枚あげますから帰りは着けて帰ってください!笑笑」



あ「あー…ありがとっ!そうするわー」

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三做村匡(プロフ) - 続きが楽しみです。無理はしないでください (2020年5月31日 2時) (レス) id: 148e7f1d83 (このIDを非表示/違反報告)
希良(プロフ) - はぁぁぁ、この小説大好きです!頑張ってください!更新待ってマース (2019年4月1日 16時) (レス) id: d990b4f588 (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 面白かったです!!更新いつでも待ってます。お体に気をつけてこれからも頑張ってください!!応援しています。 (2018年3月22日 12時) (レス) id: 1e35ee97f0 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - 青龍 葵さん» 少しずつ秘密を明らかにしていきたいと思っています!気長に待っていただけたら幸いです(^_^) (2018年1月15日 22時) (レス) id: beaaa9d513 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - Rayさん» リクエストありがとうございます!なるべくご期待に添えるように考えてみますね!(^^) (2018年1月15日 22時) (レス) id: beaaa9d513 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にこ | 作成日時:2016年10月18日 23時

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