大人の心 ページ7
週２ほどのペースで通うBARに今日も足を運ぶ
カランカランと私を迎え入れる音
最初はこの静かな大人の雰囲気になれずにオドオドしていたが
ここのオーナーに出会ってからカクテルに興味を持って
この静かな場所もだんだんと心地のいいものに
『こんばんわ』
「こんばんわ待ってたよAさん」
『ふふ、とりあえずいつもので』
ここに来て初めて飲んだ口当たりの優しいカクテル
お酒の弱い私でもこの位の度数なら、気持ちよく飲める
軽く店内を見渡すと、奥のソファー男女のペア、カウンターに私と、もう1人赤髪の男性
ネクタイは締めていないが、きれいにスーツを着こなした彼は
『あれは･･･ジントニック』
「お、さすが正解です。はい、どうぞ」
『やった！んふふ、ありがとうございます』
頂きますと1つ挨拶をして口をつける
口をつけた瞬間に広がるたくさんのフレーバーに酔いしれる
『今日も美味しいです』
「ありがとうございます」
2人してクスクスと笑っていると、お願いします、と
あ、あの赤髪の人だ
それからは今日あったことを思い出して、反省を繰り返していると
「Aさん、こちらあちらの方からです」
『え･･･？』
刺された方を見ると赤髪の方だった
そちらを見ても何杯目かのジントニックを煽っているだけだった
『アラスカ･･･？』
このカクテルのカクテル言葉は＿＿＿＿
うーんどうゆうことなんだろう。
そもそもカクテル言葉とか知らないのかな･･･？
私が飲んでいたのよりだいぶ度数が高いので、ちょびちょび飲む
うん、美味しい。これなら行けるかも！
なんて調子に乗った私に2杯目以降の記憶はない
それでも確かな温もりは感じた
＿＿＿＿
弟者S
仕事帰り家に帰る気にもなれず、外で飲んで帰ることにして行きつけの店に入り酒を飲んでいると
小柄な女性が入って来て、オーナーと親しげに話していた
正直いって一目惚れだったと思う
度数の低いお酒をちまちま飲んでいる彼女に、それに比べたら度数の高いお酒を上げると
気に入ったのか2杯目も飲んでいた
俺の予想通り綺麗に酔い潰れテーブルに突っ伏した彼女に近づき
「彼女の分も一緒で」
｢かしこましました｣
酒に弱いであろう女性を酔わせて･･･なんて男らしくねぇけど
あんたを思う心に偽りはねぇよAさん･･･？
大人の心END
＿＿＿
久しぶりの1話エンド。
アラスカ のカクテル言葉は
偽りのない心
です。ちょっとひねった使い方しちゃいましたけど笑
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涼華(プロフ) - ロードさん！ありがとうございます！結局続編作りましたー！いわれるまであURL乗せてないの気付いてなかったです！！笑笑URL乗せておくので飛んでみてください！ (2019年2月3日 17時) (
レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
ロード - 新作楽しみにしてます！まだ出てないですよね？ (2019年2月1日 0時) (レス) id: 2635e6d835 (このIDを非表示/違反報告)
涼華(プロフ) - ロードさん そうですね、、笑ネタとか思い浮かばなくて。 ほんとですか、、。とても嬉しいです。頑張ります！ (2018年12月22日 12時) (レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
ロード - 涼華さん» 最新話読ませて頂きました。スランプなんですか！？そうとは思えない面白さです。めっちゃ癒されてます (2018年12月21日 20時) (レス) id: 2635e6d835 (このIDを非表示/違反報告)
涼華(プロフ) - ロードさん、ありがとうございます。圧倒的スランプですけど会いものが書けるように精進します。社会人様...仕事の疲れを少しでも癒せるような小説に励みます！！笑笑 (2018年12月21日 7時) (レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらふぁー
| 作成日時：2018年11月4日 11時
