流星群 ページ46
弟者ver.
『流星群が見たい！』
そんな私の突発的な提案に、嫌な顔一つせず
弟「俺も見てみたい！」
なんて返してくれた弟者の運転する車に揺られて
目指すは 流星群 が綺麗に見えそうな山
ほぼ車で登れるからそんなに歩かなくてもいい
弟「夜の山道ほど怖いもんはねぇよなぁ」
『いつもホラーであんなに叫んでんのに？』
弟「それとこれとは別でしょう」
『乗せてよ･･･なんて』
弟「やめとけや！」
話していたらあっという間に着いた駐車場
『ひゃ〜寒い』
肩を竦めて、マフラーや手袋を付けてこなかったことを後悔
弟「薄着すぎ、夜の山舐めてるの？」
『山の方ですか･･･？』
弟「もーばかだなぁA」
なんて自然に手を握ってポケットに入れる弟者
少しだけ歩くと開けた場所に着く
ちらほら人はいるみたいだけど、少し人のいない方に向かう
よく有る木の柵に腕をかけて空を眺める
『まじまじと星空見たの何年ぶりかな』
弟「ん、確かにね」
自分のまいてたマフラーを私の首に雑に巻き付ける
『いいよ、弟者が寒いでしょ』
弟「俺はいいの、Aのが体弱いし」
馬鹿にされた気もしなくもないが、ありがたい話なのでそこはスルーをしてあげる
ふぅとマフラー越しに呼吸する度に感じられる
『弟者の匂い･･･。』
弟「もー！やめてよ！臭いでしょ･･･ごめんね？」
『んん、好き。落ち着く。』
Aがデレた なんて柵の上に突っ伏す弟者を一瞥して空を見る
『あ、今！』
弟「うそ！」
『綺麗。』
弟「A」
不意に呼ばれ彼の方をむくと
優しく触れるだけのキス
弟「Aも綺麗だよ」
なんて目を合わせて言うけど、ビックリしすぎて反応できなかった私に対して、こうゆうのはおついちさんの仕事かぁ！なんて意味わからないことを言って全力で照れてる弟者
かっこよかった なんて言える雰囲気じゃなくなったじゃないか
弟者の肩に 頭を預ける
弟「たまにはいいな こんな時間があっても」
『だね･･･』
END
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涼華(プロフ) - ロードさん！ありがとうございます！結局続編作りましたー！いわれるまであURL乗せてないの気付いてなかったです！！笑笑URL乗せておくので飛んでみてください！ (2019年2月3日 17時) (
レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
ロード - 新作楽しみにしてます！まだ出てないですよね？ (2019年2月1日 0時) (レス) id: 2635e6d835 (このIDを非表示/違反報告)
涼華(プロフ) - ロードさん そうですね、、笑ネタとか思い浮かばなくて。 ほんとですか、、。とても嬉しいです。頑張ります！ (2018年12月22日 12時) (レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
ロード - 涼華さん» 最新話読ませて頂きました。スランプなんですか！？そうとは思えない面白さです。めっちゃ癒されてます (2018年12月21日 20時) (レス) id: 2635e6d835 (このIDを非表示/違反報告)
涼華(プロフ) - ロードさん、ありがとうございます。圧倒的スランプですけど会いものが書けるように精進します。社会人様...仕事の疲れを少しでも癒せるような小説に励みます！！笑笑 (2018年12月21日 7時) (レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらふぁー
| 作成日時：2018年11月4日 11時
