拾い者 ページ40
お「取れるもの取ったら出ちゃって！外で兄者君待たせてるから！」
「りょーかい」
インカムから流れてくる聞きなれた声、今日の依頼は盗まれたものの 奪還 なので、必要に暴れ回ることなく、隠密
目的のものは最初にもう手に入れた
「何かいいものないかなぁ」
お礼金だけじゃ〜3人で分けるにはねぇ･･･？
お金になりそうなものを拝借してさっさと出よう
なんて考えていると
[ちょっと！やーめーてーよ！]
[こんな所で何してる！]
[それは･･･言えないけど！]
[ここの大切なものがなくなっていると、報告が今入ったお前だな！！]
[ちーがーうーよー！僕じゃなーい！]
あ、俺です。
さっさとずらかろうとその場を後にしようとした時
[こちらC班、しんにゅ･･･]
[おぉっと、それは困る！]
途端に聞こえる呻き声と、何かが切れる音
たまらずそこを覗いてみると
返り血を浴びた 小柄な 少年がたっていた
『あ、おにぃさんでしょ〜ここの大切なもの取ったっていうの！』
「え、いや･･･これ君が･･･全部？」
『んー、バレたくなかったから』
なんて喋る少年の後ろから切りかかろうとする、死に損ない
危ない と俺が銃を出すより先に
『後ろからはずるいよ』
まるで行動が読めていたかのようなかわし方をして
首にナイフをさした
『ｱ゛ｱ゛ｱ゛ｱ゛ｱ゛･･･ほんと嫌だ･･･汚い汚い。』
奇声を上げながらナイフに着いた血を服の袖で拭う
そしてその鋭い目を俺に向けたと思えば
『おにぃさんは？敵？』
「んや、敵じゃない。同業者って言われればそうじゃないかもな。俺はそんな簡単に人を殺さない」
『そっか〜ねぇねぇ？ついて行ってもいい？お風呂入らせてよ』
「は？無理な話だ」
『う〜ん残念。』
俺が最後に聞いたのはそんな、呆れた声で
目を覚ましたのは自分家のリビングだった
お「あ、弟者君おはよう」
「おつい、ちさん･･･」
まだはっきりしない意識の中見えたのはさっぱりとした少年と楽しそうに話す兄者
「あ、兄者危ない･･･！！」
『弟者さん･･･ですか？ダメですよ安静にしていてください』
「は、何言って･･･！」
お「この子は倒れた弟者君を運んでくれたんだよ？」
「いや違う！俺はこいつに、気絶させられたんだよ！」
そう言えば、ピリッとした空気が流れる
『も〜なんでホントの事言っちゃうのかなぁ。
せっかく仲良くなれたとこだったのに。
あなたの恩人として。』
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涼華(プロフ) - ロードさん！ありがとうございます！結局続編作りましたー！いわれるまであURL乗せてないの気付いてなかったです！！笑笑URL乗せておくので飛んでみてください！ (2019年2月3日 17時) (
レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
ロード - 新作楽しみにしてます！まだ出てないですよね？ (2019年2月1日 0時) (レス) id: 2635e6d835 (このIDを非表示/違反報告)
涼華(プロフ) - ロードさん そうですね、、笑ネタとか思い浮かばなくて。 ほんとですか、、。とても嬉しいです。頑張ります！ (2018年12月22日 12時) (レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
ロード - 涼華さん» 最新話読ませて頂きました。スランプなんですか！？そうとは思えない面白さです。めっちゃ癒されてます (2018年12月21日 20時) (レス) id: 2635e6d835 (このIDを非表示/違反報告)
涼華(プロフ) - ロードさん、ありがとうございます。圧倒的スランプですけど会いものが書けるように精進します。社会人様...仕事の疲れを少しでも癒せるような小説に励みます！！笑笑 (2018年12月21日 7時) (レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらふぁー
| 作成日時：2018年11月4日 11時
