スノーマジック ファンタジー ページ39
お「あ、ちょ！」
上から順調に滑ってきていたおついちさんからそんな声が聞こえて、外していた視線を彼に戻すや否やで
大接近する彼に
いつの間にか上にのられている
世にいう��床ドン��ってやつだ
雪の上で寝転がってもウェアのおかげで冷たさはなくて
なんでそんなこと考えれるくらいには余裕があったみたい
お「痛た･･･ごめんねAちゃん」
『大丈夫ですか？』
お「うん、僕は。Aちゃんは？」
『大丈夫です･･･あのおついちさん･･･』
お「っ！あ、え、っとごめん！」
なんて勢い置く起き上がって尻もちを着いたように座りゴーグルの上からさらに顔を手で覆った彼が、とても小さく可愛いものに見えたのはここだけの話
私も体を起こして大丈夫です とひとつ呟くと同時に
弟「おついちさーん！」
兄「うわ、2人して転んだのか？」
なんて上から冷やかす声が飛んでくる
近くまで来た兄者さんが私を、弟者さんがおついちさんを起こし
下まで降りた
今度はちゃんと何も無く降りることが出来て安堵していると
兄「時間的にそろそろ切り上げるか」
弟「えー！！やだもっと滑る！」
兄「帰りお前が運転すんならいいぞ」
弟「おっついちさんはやく帰る支度して〜」
兄者さんの運転でここまで来たんだ
じゃぁ、私もそろそろ帰ろうとお別れを告げようとしたら
お「ね、ねぇ、Aちゃん･･･」
ゴーグル、ネックウォーマーを取ったおついちさんが口篭りつつも私の名前を呼ぶ
『なんです？』
お「連絡先交換しませんか？」
『え･･･？』
お「今日1日だけじゃ寂しいっていうか･･･なんていうか。」
『大丈夫･･･ですよ』
お「やった！ふるふるしよ！」
なんてキャピキャピ言う彼が可愛くて、断る理由なんてないのにと考える
兄「じゃ、またな」
弟「今日はありがとね！またご飯でも行こ！」
『はい！こちらこそー！ありがとうございました！』
お「連絡するね、今度は2人で会おうね」
『え･･･？』
ぽかんとしてる私を置いてしまったドアに、走り去る車
2人で？兄者さんは？弟者さんは？
勘違いしちゃってもいいのかな
送ってくと言われても、近いから と断ったのは自分なのに
少し寂しくて
もう会いたい
と踵を返して帰路に着くと
ポケットが震え
携帯を見てみると
お「今日はありがとう！」
とシンプルな連絡
それだけで足取りが軽くなる私は単純なのか
『好き･･･だなぁ』
END
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涼華(プロフ) - ロードさん！ありがとうございます！結局続編作りましたー！いわれるまであURL乗せてないの気付いてなかったです！！笑笑URL乗せておくので飛んでみてください！ (2019年2月3日 17時) (
レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
ロード - 新作楽しみにしてます！まだ出てないですよね？ (2019年2月1日 0時) (レス) id: 2635e6d835 (このIDを非表示/違反報告)
涼華(プロフ) - ロードさん そうですね、、笑ネタとか思い浮かばなくて。 ほんとですか、、。とても嬉しいです。頑張ります！ (2018年12月22日 12時) (レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
ロード - 涼華さん» 最新話読ませて頂きました。スランプなんですか！？そうとは思えない面白さです。めっちゃ癒されてます (2018年12月21日 20時) (レス) id: 2635e6d835 (このIDを非表示/違反報告)
涼華(プロフ) - ロードさん、ありがとうございます。圧倒的スランプですけど会いものが書けるように精進します。社会人様...仕事の疲れを少しでも癒せるような小説に励みます！！笑笑 (2018年12月21日 7時) (レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらふぁー
| 作成日時：2018年11月4日 11時
