狂犬 ページ17
『遊んでくる！』
兄「誰とどこで？」
『友達とそのへんで！』
と言いかけながら玄関を出る締まり際に聞こえた
おい！
は聞こえなかったことに、最寄り駅まで歩を進めた
『あ、はやい！おはようメロやん！』
メ「んぁ、来たか、おはよう」
時計台の下で腕を組みウトウトしていたメロやんは少しびっくりしたように目を開けた
『こんな寒いなかよく寝れるね』
メ「秋田はもっとさみぃからな」
『あ、そうか。さ！行こー？時間そんなにないし！』
腕を組み目的のゲーム屋さんに向かう
毎月会える訳では無い、メロやんとの貴重なデート
このあとは、お兄ちゃん達と撮影を控えてる彼には時間が無いため足速に
『ん！これ売ってる！あ、今日発売だったんだ･･･』
メ「噂に聞く神ゲー」
『そうそう！発売待ちしてたけど今日なのは知らなかった！』
メ「それは待ってたというのか」
ソフトを大事に手取り他に見て回る
メロやんも決まったとこでレジに並ぶ
メ「ほら、お兄さんに渡しなさい」
『え？』
メ「今日会ってくれたお礼な」
『そんなのいいのに･･･！』
メ「いーから黙って渡せや」
ひぃ。ヤンキーが垣間見えた彼に大人しくソフトを渡す
お店を出て袋を受け取りお互い持ってない方の手で手を繋ぐ
『メロやんはお兄ちゃんじゃなくて、彼氏がいい〜』
メ「え、無理、お前の兄貴ら怖えもん。
セコムよりセコム」
『え、振られた。』
メ「Aが手に入るなら戦ってやってもいいかもな」
『え、ほん･･･』
兄「誰がセコムだって･･･？」
弟「誰がAが手に入るなら戦うだって･･･？」
『あぁぁぁぁ！！もう！良いとこだったのに！』
お「僕のAちゃんは渡さないよ？」
『貴方のじゃない！！』兄弟「お前のじゃねえわ！」
お「わぁお。」
道のど真ん中でそんな会話を繰り広げる
まだギャンギャン言ってる3人
メ「テメェらいい加減にしろよ？ここどこだと思ってんだ？邪魔だろうがよ、さっさと退け」
兄弟お「･･･はい。」
メロやん･･･
今なら勝てるんとちゃう･･･？
END
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涼華(プロフ) - ロードさん！ありがとうございます！結局続編作りましたー！いわれるまであURL乗せてないの気付いてなかったです！！笑笑URL乗せておくので飛んでみてください！ (2019年2月3日 17時) (
レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
ロード - 新作楽しみにしてます！まだ出てないですよね？ (2019年2月1日 0時) (レス) id: 2635e6d835 (このIDを非表示/違反報告)
涼華(プロフ) - ロードさん そうですね、、笑ネタとか思い浮かばなくて。 ほんとですか、、。とても嬉しいです。頑張ります！ (2018年12月22日 12時) (レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
ロード - 涼華さん» 最新話読ませて頂きました。スランプなんですか！？そうとは思えない面白さです。めっちゃ癒されてます (2018年12月21日 20時) (レス) id: 2635e6d835 (このIDを非表示/違反報告)
涼華(プロフ) - ロードさん、ありがとうございます。圧倒的スランプですけど会いものが書けるように精進します。社会人様...仕事の疲れを少しでも癒せるような小説に励みます！！笑笑 (2018年12月21日 7時) (レス) id: f5d54145fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらふぁー
| 作成日時：2018年11月4日 11時
