キミがいる、キミといる。【うらたぬき】

・ U side ページ28

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その後、打ち上げのためAを出口まで見送り踵を返す。打ち上げは俺達4人とバンドマン、スタッフさんの結構な人数でやった。

店に来て数十分後、既に出来上がってる約数名。






うらた「......つか、坂田はいつまでいじけてんの」





視線を前にやれば若干ほろ酔いの坂田が口を尖らせ睨んでくる。






坂田「だって、センラとまーしぃは会ったのに...、俺だけAちゃんに会えんかったんやもん」

志麻「タイミング合わんかったんわしゃーないやろ」

センラ「それにしてもAちゃん、可愛い子やったわー｣

うらた/坂田「死ね」

センラ「えぇ!?」






胸毛のくせに色目使ってんじゃねーよ
センラは置いといて、拗ねた坂田に枝豆を渡しながら話しかける。




うらた「ほら、今度会わせてやるから機嫌直せって」

坂田「ほんまに？」

うらた「ん」





そう言うと渋々、俺の枝豆を口に入れた坂田
これぞ餌付け。




うらた「あと、Aは浦島坂田船の中で(俺を除いて)一番坂田が好きだって｣

志麻/センラ「え”ｯ...」

坂田「まじ!? うぇーーーーい!!」





急にテンションを上げる坂田
それと同時にセンラとまーしぃのテンションが下がる



まぁ、俺の許可なくAに会った罰ということで

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