暴れ回るセル ページ24
しばらく話していたら、夜になってしまったので、レストランでご飯を食べた。
「由佳、もうこんな時間だけど、大丈夫?」
愛衣に心配されたけど、一人暮らしだから、と私は返事をした。
「いとしの由佳ちゃん!僕が送っていこうか?」
『お断りします、石川さん』
何回このやり取りやれば気が済むんだ、この男は……。
「明後日、私の家に来てよ!一緒にまた買い物に行こう!」
『明後日……はい、空いているので。何時にします?」
わいわいやっているうちに、遅くなってきたので、駅前で別れた。
『ただいまー……って、セル!?』
玄関を開けたら、セルがちょこんと座っていた。
……んだけど、可愛いけど!
何でティッシュペーパーが散乱しているの!?
よく見たら、セルの体にも、ティッシュペーパーがたくさんついている。
『……その姿で、いろいろな場所を走り回った…………?』
部屋の中は散々荒らされていた。
片づけ始めているのに、また暴れだすので、別の部屋に隔離しておいた。
その部屋は荒らすものがなかったからいいけれど、片付けにはかなりの時間が変わってしまった。
結局、終わったのは日付が変わって、1時間過ぎたころ。
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桜吹雪(調子がいい時浮上)(プロフ) - あいらさん» ありがとうございます。 (2017年6月16日 19時) (レス) id: ac47545f94 (このIDを非表示/違反報告)
あいら(プロフ) - 面白いです!続きが気になります^^ (2017年6月15日 16時) (レス) id: 6fc9b22ea0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜吹雪 | 作成日時:2017年1月24日 21時