＊ ページ11
お昼の休憩の前に、キリのいいところまで仕事を終わらせようと、
必死に仕事をしていたら、
「市川さん、偉いね」
とか言いながら、フラフラしている石川さんを見つける。
「こら、石川さん！仕事終わったんですか？」
「相変わらず、厳しいなあ……もう少し、優しく言ってくれよ、由佳ちゃん」
「気持ち悪いです、石川さん」
「心折れそう……」
嘘がばれていることに、本人は気が付いているのかな？
顔に出ているから、すぐにわかるんだよね。
「由佳ちゃん厳しい……。愛衣ちゃんに構ってもらおうかな」
「ちゃん付やめて、気持ち悪い。あと、愛衣には彼氏がいるからあきらめなさい」
「えー！？ショック……」
「気にしなくても、愛衣はあんたのことを気にしてないから」
「……」
黙り込んだ石川さん。かなりショックだったのかな？
「じゃあ由佳ちゃんに「何で？てか仕事しなさい」……はーい…………」
しょんぼりとして、自分の席に着く石川さんを見ていて、思った。
――よく、会社に入れたな
だって、ねぇ……。
仕事はサボるし、しょっちゅう課長に怒られて。
よくクビにならないな。不思議でしょうがない。
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桜吹雪（調子がいい時浮上）(プロフ) - あいらさん» ありがとうございます。 (2017年6月16日 19時) (
レス) id: ac47545f94 (このIDを非表示/違反報告)
あいら(プロフ) - 面白いです！続きが気になります＾＾ (2017年6月15日 16時) (レス) id: 6fc9b22ea0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜吹雪 | 作成日時：2017年1月24日 21時
