やめて。 ページ4
私は思わず泣いてしまった。
すると彼は私の手を引き、教室から連れ出した。
そしてなぜか屋上に連れて行かれた。
私は泣いていて抵抗もできなかった。
『あの、何がしたいんですか?』
わたしは泣き止みそう聞くと
「君、大丈夫じゃない顔してる。お母さんが死んだって本当?」
死んだよ。悪い?辛いよ。
ーやめてよ。ー
『本当です。』
同情なんかされたくない。
やめて。
やめて。
やめて。
「大丈夫。怖くないよ。」
そういって、私を抱きしめた。
同情で男になんか抱きしめられてたまるものか。
『同情しないでよ!!!!』
すると彼は離れ、
「違うよ。俺は君が好き。」
は。。。?
い、今、なんていった?
ーやめてよ。ー
41人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雨ノ宮心音(プロフ) - 実在する人物なので、オリジナルフラグを外した方がいいですよ!違反報告されます。 (2017年6月1日 9時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:小夜時雨 | 作成日時:2016年12月31日 0時