姉になりたかった少女の話【あんスタ】

先生 ページ7

元気に、明るく振る舞えば…みんな、笑ってくれた


昔は、こんなに明るくなかったの


普通に、冷静な女の子


でも……いつからか真は笑わなくなった


だから、私が






『じーんーーくーーーーん！！！！！！』


陣「うわ、相変わらずうるせぇな……」


『ちょ、うるさいって酷くない！？あのさ、今日真健康観察の時なんか言ってた？？』


陣「ん？？……あーそう言えば喉の調子が悪いとか言ってたかもな」


『そっか……うん、分かった』


陣「…はっきり言えばいいのに。心配だから無理すんなってな」


『無理よ。私はあの子に近づけない……あの子がいちばん辛い時に、頑張っていた時に…そばにいてあげられなかった。それは、大罪』


陣「お前なぁ…そんなこと言ってたらいつまで経っても仲直り出来ねぇぞ？」


『…いい、別にしなくても。………じゃあ、私は行くね！！！ばいばい、【陣せんせ】……♪』


陣「…お前達が幸せになれる道は、お互いがお互いの話を聞くことだと思うんだけどなぁ」

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