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買い物を済ませ すっかり暗くなったよ道を
数少ない街灯を頼りに 二人で並んで歩く
『すっかり暗くなっちゃった。 もうすぐ夏になるね。』
「あぁ。そうだな。」
あまり話すのに慣れていないのか
言葉のキャッチボールが スグに終わってしまった
なにを話そうか 考えているうちにあっという間に家に着いた
明かりのついていない真っ暗な家。
荷物を足元において 家の鍵を開け 轟を優先して家の中へと 入った
「お邪魔 します」
『はいどーぞ』
座ってテレビ見て待ってて と言い
テレビをつけ ソファをポンポンと叩いた
大人しく 座ってテレビを見始めたので私は 台所へと向かう
テレビの音を聞きながら 夕飯を作り始めた
――――――
―――
『はいどーぞ。 おまたせ』
そう言い 大きめの器に作った オムライスをドンと テーブルの上へ置く
「おっ。 ありがとう」
私も轟の隣へ座り 手を合わせて いただきます。と呟いた
食べ始めて数分
『｡美味しいかい？』
無言のまま食べ続ける轟。
少し不安になりそんな事を聞いた
「あぁ、うまいぞ」
また柔らかく笑った
そんな姿に内心キュンとして 顔を逸らし ご飯をかきこんだ
『あ、 轟…「焦凍でいい」
真剣な眼差しで目を合わせる
「そろそろ名前で呼んで欲しい」
『あ、 じゃ 焦凍…』
「おう。なんだA」
また 胸の奥がキュンとした
『う"っ、 いや やっぱ何でもないや』
恥ずかしくなり あはは と笑う
絶対顔は赤いだろう。自分でもわかるぐらい熱い
「A」
名前をよばれる。 低くて安心する 声で。
『何？ ﾑｯ』
思わず変な声が出る。
いや それよりも
ﾁｭ
焦凍の顔が目の前にあり
唇にはやわらかい 感触
「オムライス美味かった。ご馳走様。」
『はっ、 はい…』
ファーストキスは 彼でした。
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るつ(プロフ) - 桜っちさん» ありがとうございます!!!これからもどんどん更新していきますので 宜しくお願い致します (2017年9月13日 6時) (
レス) id: a1aae27fad (このIDを非表示/違反報告)
桜っち - 轟くんかっこいーーー！ (2017年9月12日 22時) (レス) id: b1fdbe8a14 (このIDを非表示/違反報告)
桜っち - 応援してます！更新頑張って下さい！ (2017年9月12日 22時) (レス) id: b1fdbe8a14 (このIDを非表示/違反報告)
るつ(プロフ) - あんどーなつさん» コメントありがとうございます…！スピード丁度いいですか！！ 良かったです…!!!これからも精進して行きます！ (2017年9月12日 16時) (レス) id: a1aae27fad (このIDを非表示/違反報告)
あんどーなつ(プロフ) - 物語の進むスピードがちょうど良くて好きです( -`ω-)b 応援してます！ (2017年9月12日 12時) (レス) id: 3835216a12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るつ | 作成日時：2017年9月12日 8時
