60 ページ13
言葉の約束は行き過ぎると自身を縛りつける呪いになる
だからサンジにそんなことで自信を縛って欲しくなかった
「……そんな、呪いなんてもんじゃ……」
『……？ごめん、今何も見えないからさ、サンジが何考えてるかちょっと分からなくて』
今まで目に頼ってきたせいで何も情報を掴めない
無理やり目を開けようとするもそれはサンジの手によって遮られる
「っ……い、まは見ないでくれ……！俺情けない顔してるから……」
『？？』
「……はあ、Aさん、おれ、臆病なんだ
Aさんを助けたい為の理由をモストラさんから作り出して……
……本当は、おれがAさんを守りたいのは、男として、惚r」ガタッ！！
『うわっ、なに？』
急に船が揺れたと思ったらものすごいスピードで前進し始めた
「A〜！！サンジ〜！！島に着くぞ〜！！海賊弁当〜！！！」
「っ〜〜……！！
わーったよ！！
Aさん、ごめん、またなんかあったら呼んでくれ！」
『あ、うん、ありがとう』
途中で途切れてしまったけどサンジは何を言いたかったんだろうか
「A、目は大丈夫？」
『ナミ、うん、もう大丈夫だよ』
「じゃあ一緒に船降りましょ！！地面が雲でふかふかなの！」
『え、それは気になる』
ナミに腕を引かれ地面に降りるとまるでマシュマロに乗っかっているような気分になった
「う〜ん！！
ここなら海軍も追ってこないし羽も伸ばせる！
ビーチなんて久しぶり！」
『だねぇ……砂も綺麗〜……』
「Aさーん！！ナミさーん！お花〜〜〜！♡」
「みてA、これ雲の椅子じゃない！？」
『わ、ほんと、すごい！』
「Aさんナミさんお花〜〜〜〜〜♡」
ポロロン
ポロロン
「ん？なんの音だ？」
「おいあそこに誰かいるぞ！！」
「また……！ゲリラか！？」
「笛！笛は！？」
「待て違う……！天使だ！！」
「天使！？」
わ、可愛い子
羽の生えた彼女は私たちを見て微笑んだ
「へそ！」
「あ！？！？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 595人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひよこクラブ(プロフ) - 蘆花さん» ありがとうございますっ(；；)♡ウォーターセブンも相変わらず甘々にしておりますのでぜひお楽しみ下さい！💕 (11月6日 9時) (
レス) id: 2362b3c196 (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - 超好きです！ウォーターセブン編は…もう…最高です (11月5日 13時) (レス) id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
ひよこクラブ(プロフ) - ルマさん» ありがとうございます…！！少し多忙が続いてなかなか書けていないのですができるだけ更新できるよう頑張りますね…！ (2022年11月3日 17時) (レス) id: 2362b3c196 (このIDを非表示/違反報告)
ルマ - 読んでて楽しいです！更新頑張ってください！！ (2022年11月3日 9時) (レス) @page34 id: c1bf461124 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこクラブ(プロフ) - URANさん» うわあああありがとうございます……！！( •̥ࡇ•̥ )♡長ったらしい作品ではありますがご愛読いただけると嬉しいです……！ (2022年10月20日 0時) (レス) id: 2362b3c196 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひよこクラブ | 作成日時：2022年10月6日 9時
