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「頑張ってますね。
ロノくん、バスティンくん、Aくん」
『っ！！』
「あっ！主様、ベリアンさん！
すみません、ドタバタしちゃってて…」
「気にしないで、大丈夫だよ」
厨房からひょこっと顔を出したのは、
ベリアンさんと主様で俺は嬉しさのあまり
盛り付けてた手を止めて顔を綻ばせる。
そんな俺に主様は控えめに手を振ってくれたので、
俺は興奮して両手を大きく挙げて手を振った。
それと同時に、ムーちゃんは嗅ぎ付けてきたのではなく、
主様、そしてベリアンさんと俺達の様子を
見に来たんだと瞬時に悟った。
『主様〜、こんなところでお会い出来るなんて
俺マジ感激過ぎて倒れそうです〜！！』
「そこまで…？」
まあ、倒れるというのは大袈裟だが、
主様に会えて嬉しいのは本当だ。
この気持ちに嘘偽りは無い。
なんなら、お菓子作りで疲れていた身体が、
主様が来たことにより再起して
今すぐにでも手際よく取り掛かれそうだ。
「それにしても流石ロノさん！凄いですね〜！
お菓子作りも得意だなんて！」
「だろ〜？
オレにかかれば作れないものなんてねぇからな！」
まあ、伊達に調理係してないから、
ロノくんがお菓子を作れないわけが無い。
そしてムーちゃんがいつも食べているスイーツは
全部ロノくんが作っているんだぞと
同じ部屋の者として誇らしげになった。
「あっ！そうだ！
主様、こちらのチョコレートファッジケーキは
いかがですか？
バレンタインに合わせて作ってみたんです！」
ロノくんが主様に出してきたのは、
いつ作ったのか分からない
チョコレートケーキだった。
あまりにも美味しそうなケーキに思わず涎が出る。
きっと俺が一つのチョコレートスイーツを作るのに夢中で
ロノくんが出されているケーキを作っていることに
全く気が付いていなかったことが分かってしまう。
目の前に出されたケーキに主様は目を丸くし、
ロノくんとケーキを交互に見ていた。
「え…。これ、いいの…？」
「オレが作ったんで、味は確かなはずなんですけど…。
誰かの感想をもらいたくて。
Aさんに食べさせても、
美味いしか感想を貰えないだろうし…。
バスティンは甘いもの苦手なんで…。
何の参考にもならないんすよ」
『ははー、ロノくんひっでぇなぁ〜！』
俺だって頑張れば食レポなんてイケるのに。
酷い言われ様だ。
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ﾊﾏﾁ(プロフ) - ぴりりさん» こちらこそ、素晴らしいリクエストありがとうございました🙏お気に召して頂けたら幸いです。 (1月1日 5時) (
レス) id: 864379f18b (このIDを非表示/違反報告)
ぴりり(プロフ) - とても良かったです！ありがとうございました！ (12月31日 7時) (レス) @page37 id: 8d252b53f2 (このIDを非表示/違反報告)
ﾊﾏﾁ(プロフ) - ぴりりさん» かしこまりました！キリの良いところで終わらせたいので、バレンタインイベントが終わってからの執筆になりますので、ご了承のほどお願い致します🙏 (12月22日 23時) (レス) id: 864379f18b (このIDを非表示/違反報告)
ぴりり(プロフ) - ラムリ×しょうは出来ますでしょうか？ (12月19日 7時) (レス) id: 8d252b53f2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴりり(プロフ) - いえこちらこそすみません🙇 (12月19日 7時) (レス) id: 8d252b53f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はまち | 作成日時：2024年12月15日 23時
