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❥･•No side
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「あっ！
向こうにたくさんお店が出てる！
お日様くん！あれ見に行こーっ！」
『おっ、いいねいいね！
じゃあ早速、見に行こ…って早い早い早いっ！！
ちょっ、ラムリくーん！！』
入口に入った向こう側には沢山の屋台が並び、
それを見て目を輝かせたラムリはAを誘った直後、
待ち切れなかったのか、風を切るような速度で走り出す。
ラムリからの誘いに乗り気だったAは
置いてかれそうになることに焦り、
慌ててラムリの後を追い掛けて行った。
「ラ、ラムリさん！Aさん！
自由に動きすぎっすよ！
って…ラムリさんはもう見えない…。
相変わらず、ラムリさんは足が速いな…。
ったく、Aさんまで…」
「はぁ…。まったくこれだからラムリとAくんは…」
「行っちゃったね…」
ロノが必死で二人を呼び掛けても
ラムリは既に人混みに紛れ込んでしまい、
Aはそんなラムリを追い掛けようと
息を切らしながら走っている為、まだ姿は見える。
相変わらずのラムリとAにロノとナックは呆れ、
これにはルカスも苦笑いを浮かべていた。
「ラムリの自由奔放さには頭を抱えます…。
Aくんも好奇心旺盛というか…。
相変わらず、似たもの同士ですね」
「まぁまぁ、ナックくん。
そんな怖い顔しないで。
せっかくのお祭りなんだ。
少しくらい楽しもうじゃないか」
「まぁ…それもそうですね」
ラムリの自由さとAの旺盛な好奇心が組み合えば、
勝手な行動も大いにあることだろう。
そして今、そんな状況が出来上がったのだから、
静かなる怒りと呆れを浮かべるナックに
ルカスが宥めてくれてお陰で冷静になれたことだろう。
「フフ…。
さぁ…ラムリくんとAくんを追いかけましょうか」
「ここら辺…。
旨そうな屋台がいっぱいだ…」
「バスティンくん、屋台でのお買い物は後にしましょう」
「ぐっ…。分かった…今は我慢だな」
屋台を見て回るより先にサーカス団の仕事からだ。
その為にラムリとAを見付けて、
早いところ向かわなくてはいけない。
そんな中、屋台の食べ物を見てお腹を鳴らし、
今でも買い食いしそうなバスティンに
ベリアンは優しく諭して納得させた。
「では、主様…。
あちらに向かいましょう」
「う、うん…」
こうして、残された主達もひとまず、
はぐれた二人を探す為に会場へと入って行った。
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ﾊﾏﾁ(プロフ) - ぴりりさん» こちらこそ、素晴らしいリクエストありがとうございました🙏お気に召して頂けたら幸いです。 (1月1日 5時) (
レス) id: 864379f18b (このIDを非表示/違反報告)
ぴりり(プロフ) - とても良かったです！ありがとうございました！ (12月31日 7時) (レス) @page37 id: 8d252b53f2 (このIDを非表示/違反報告)
ﾊﾏﾁ(プロフ) - ぴりりさん» かしこまりました！キリの良いところで終わらせたいので、バレンタインイベントが終わってからの執筆になりますので、ご了承のほどお願い致します🙏 (12月22日 23時) (レス) id: 864379f18b (このIDを非表示/違反報告)
ぴりり(プロフ) - ラムリ×しょうは出来ますでしょうか？ (12月19日 7時) (レス) id: 8d252b53f2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴりり(プロフ) - いえこちらこそすみません🙇 (12月19日 7時) (レス) id: 8d252b53f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はまち | 作成日時：2024年12月15日 23時
