Crazy Sexy Cool (ページ3)

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「Aちゃん、今日の飲み会来る？」

仕事も終盤に差し掛かった時、ミンギュ先輩が言った。

「..えと、」

「ミンギュ！こいつは駄目だ！」

私が返答に困っているとスニョンオッパがわざとらしく間に入ってきた。

もー、やめてよ。
せっかくミンギュ先輩と話してるのに。

「...何で？」

「あー、それはな、話せば5時間かかるっていうか、なんというか」

「俺はAちゃんに聞いてるんです。スニョンヒョンは黙ってて」

「おい、お前先輩に向かって黙ってろだと？
　...こんなんでAの教育係してんのかよ。
　俺の方が上手く教えれるね」

「まぁまぁ、二人とも落ち着いて」

喧嘩になりそうだった二人をジス先輩が止めに入った。

私は何故喧嘩までする必要があるのか、疑問に思っていた。
だって私が飲み会に行くか行かないかで喧嘩する内容じゃないでしょ。

「とにかく、Aは行かないんだー！
　絶対‼」

「ちょ、スニョンオッパっ」

若干涙目になりながら言うスニョンオッパにさすがに止めに入った。
ほんと、なにしてんのさ。

「...Aちゃんは？」

「へ？」

「行くの？行かないの？」

「....」

涙目のスニョンオッパと困り顔のミンギュ先輩を交互に見て、私は意を決したように口を開いた。

「行きたい、です」