獄卒がヒーローの世界に行っちゃう話２［ヒロアカ×獄都事変］ (ページ42)

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貴方side

佐疫の銃の腕はこの世の人と比べても圧倒的に上の方だ

谷裂のような金棒だと正面からいっても攻撃を防ぐことができるが

私の場合はそうはいかない

貴方「…っと…」

佐疫の後ろに回り短刀を足に刺そうとした

が

貴方「…ッ…！」

佐疫「俺、別に銃だけじゃないから…ね？」

回し蹴りくらった

くそ痛い

あの華奢な体のどこにこんな力があるんだよ…

貴方「体育祭の時には接近戦、慣れてなかったくせに…」

佐疫「俺だって成長するんだよー」

ニコニコ笑いながらいう佐疫

えんじぇる

負けてられないなぁ

思いっきり走り

佐疫「…ッ！？」

佐疫(…速い…っ)

貴方「…簡単に負けてられないから」

佐疫の鳩尾を殴り

短刀を心臓当たりに刺す

貴方「…っ…ぃ…！」

佐疫「はぁっ…はぁ…俺も、負けたくないからね…」

あれれ、油断してたなぁ

佐疫は私にやられてダメージを受けて

もう戦闘不能だろう

でもそれは私も一緒

貴方「…はぁっ…まさか…拳銃を隠し持ってるとは…」

いつもでっかい銃使ってるから気づかなかった

刺したのと同時に頭を撃ち抜かれたよ

佐疫「引き分けだね」

貴方「そうだねぇ…」

佐疫「少し休憩したら帰ろうか」

貴方「うん」