52 ページ5
飯田side
僕の目の前で繰り広げられている激しい乱闘
あのステイン相手に戦えている
それなのに…僕は…ッ
貴方side
貴方「強すぎかよ…ッ」
アイツは私に怪我させようとしてくる
一瞬で仕留めるのではなく…何か…私の血を求めているような…
だからなるべく怪我はしないよう避けてばかり
なので思うように進まない
貴方「くそ…ッ…！」
私が次の攻撃を仕掛けようとした時だった
緑谷「A君…！？」
貴方「み、緑谷君…ッ！」
緑谷君がそこにはいた
な、なんでここに…
貴方「危ないから下がってて！コイツは只者じゃ…ッ！？」
ステイン「余所見か…？」
危なかった
刺される所だった…
くそ…ッ…行動が上手く読めない…
このままじゃやられる…
貴方「ッ…はぁ…！」
疲れで体が思うように動かない…
その間にも攻撃は続く
一瞬の隙でステインの蹴りが飛んでくる
避けられない…ッ…
慌てて腕を前に出し衝撃を和らげようとした時
ステイン「次から次へと…今日はよく邪魔が入る…」
轟「緑谷、こういうのはもっと詳しく書くべきだ…遅くなっちまっただろ」
貴方「と…轟…君…」
窮地にかけつけたのは
小さな2人のヒーロー
私は自分が思っていたよりも酷い怪我をしていたらしい
未熟な2人が来ただけなのに安心しきったように体の力が抜けその場に座り込む
"何か"を取り戻した飯田君も参戦し
3人でステインを撃破
貴方「……まだまだだなぁ…私…」
ステイン「正さねば…誰かが…血に染まらねば…！"英雄"を取り戻さねば！！来い、来てみろ贋者ども。俺を殺していいのは、本物の英雄だけだ！！」
2人は同時に
意識を失った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 71人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：namazu | 作成日時：2018年6月17日 22時
