獄卒がヒーローの世界に行っちゃう話２［ヒロアカ×獄都事変］ (ページ35)

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貴方side

少し息苦しい

怪我でうまく呼吸が出来ていないのか

貴方「…っ…あ…れ」

目を覚ますと私は轟君の肩によりかかっていた

あ、血つけちゃったな…申し訳ない…

轟「起きたか…調子はどうだ？」

貴方「うん、少し息苦しいけど…大丈夫だよ」

腕はまだ戻りそうにないけど

よくあるコトだし

轟「そうか…とりあえず皆んなの所戻るぞ」

貴方「そうだね」

立ち上がり歩こうとすると

轟「…とりあえず俺の上着羽織れ。その上着じゃあ、周りの人が怖がるだろ」

貴方「あ、ありがとう…」

轟君の言う通り私の今の腕は一般の人が見るには刺激が強い

貴方「あの…着させてくれます…かね」

自分1人じゃ羽織れないもんで←

轟「あ、あぁ…そうだな」

傷が痛まないように丁寧にやってくれる轟君

轟君はモテるって聞いたけどきっとこういう紳士的な所なんだろうなぁ…モテる理由

貴方「…ありがと」

轟君にお礼を言い歩き出す

早く行かないと皆んな心配させちゃうしね…

だけど…壊理ちゃんの事が気がかりで

暫くはしっかり寝れないかもなぁ…

轟(…あんな笑顔でお礼言われたら…可愛すぎかよ…)