獄卒がヒーローの世界に行っちゃう話２［ヒロアカ×獄都事変］ (ページ4)

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貴方side

どんなに探しても見つからない

気付いたら時間はたっていて

貴方「…戻るか」

戻ろうとした時

少し離れた所から悲鳴やら何やら…

近くにあった高台に登って見渡すと

貴方「…死柄…木…」

死柄木とこの前の化け物が

貴方「……ん…？」

少し離れた所を見ると同じクラスの飯田君が

……何をしようとしてるんだ…？

何か…嫌な予感がした

私は飯田君の元へ急いで向かう

貴方「…飯田君…？」

暗い路地裏へ入る

彼の名前を呼びながら歩くと

刺されている飯田君と…怪我だらけのヒーロー…そして

緑谷君に教えてもらった

ヒーロー殺しステイン

飯田「…A君…ッ…！？」

ステイン「自分の為に力を振るう…」

貴方「は…？」

ステインがジリジリと私に近づく

ステイン「それはニセモノのヒーローだ」

貴方「…だから何だ。ホンモノのヒーローは俺だと見せつける為にこんな事してるのか？」

バレないよう片手に短刀を掴む

ステイン「違う…。オールマイトだけがホンモノのヒーローだ…」

ステイン「そうだろう？」

貴方「ッ…！？」

自分の目の前にステインの顔

背中に寒気が走る

貴方「…ホンモノとかニセモノとか…どうでもいいな。私はヒーローに興味はない」

貴方「だが貴方は自分の欲が為に人を傷つけた…それは立派な罪だ」

ステインから距離を置く

深呼吸をし

まっすぐアイツのことを見つめる

貴方「許されざる者には罰を…そうだろう？」