平凡を望む天才少女【テニプリ】 (ページ36)

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34、テスト対策期間ページ36

Aside

私達立海大附属は地区予選を勝ち抜き、県大会出場を決めた。

そして地区予選が終わると同時にテスト対策期間に入り、全ての部活動が中止となった。

つまり、私が赤也に勉強を教える期間に突入したということだ。

昼休みや放課後、私は時間ギリギリまで赤也に勉強を教えた。

もちろん、他のR陣たちにも手伝わせて。

何故かR陣たちにも教えたけど…

まぁ、そんな事は良い。

それよりも…

『なんでお前らが私の家に来てるんだよ!!』

…そう。

何故か私の家の前にはR陣全員がいるのだ。

たしかに赤也は呼んだよ？

だって不運な事に、休日なのに図書館が空いてなかったからね。

…でも他の奴らは一切呼んでない!!

切「いやぁ〜、休日は勉強どうするんだって先輩らに聞かれてたんスよ。それでA先輩の家で教えてもらうって言ったら一緒に行くって言われて…」

赤也、その事言ったんだ…

いや、赤也が言ったのにも問題はあるけどそれより一緒に行くって言ったこいつらに問題がある。

『って言うかなんで来たの…』

丸「一緒に勉強教えてもらおうかと思ってよ！だってA、教えんの上手いし。」

あ、以外に正当な理由だった。

これで「Aの家に興味があったから！」なんて言われたら追い返してたわ。

『そういう理由ならいいや。その代わり、人数増えたからあんまり良いものは出ないよ。』

切「え!?俺1人だったら良いもの出たんスか!?言わなければ良かったっス…」

『赤也。…自業自得。』

いやまぁ、出たとしてもちょっと美味しいお菓子ぐらいだけどね。

まぁいっか。

今度あげよ。

『じゃあ早く入って。』

そう言うとお邪魔しますと言ってぞろぞろと私の家に入って来た。