うきなす ページ8
Hidaka side.
「えぇぇぇぇぇ!?ちょっと待って!!!那須のお姉さんだったんですか??ちょっとまって、全然今理解出来てない!!」
あの人がまさか那須のお姉さんだとは、、、しかも今目の前にいて話しているなんて、、、頭が追いつかない。
那須「え?浮所、姉ちゃんのこの気づいてなかったの?俺の姉ちゃんって分かったからファンサしたんじゃなかったの?」
「いやいやいや、すごい可愛い人だな〜って思って
でも那須のうちわ持ってるから悔しくて、俺の事好きになれ〜〜〜って思いを込めてファンサした笑」
那須「いや、お前下心丸出しじゃねえか!笑」
「那須のお姉さん俺の事好きって聞いてたから、てっきり俺のうちわ持ってくれてると思ってて、
那須のうちわ持ってるから那須のファンなんだ、としか思ってなかった。全然気づかなかった。」
自分のファンが目の前にいると、ついついカッコつけがちな俺だけど、なぜか那須のお姉さんの前ではそれが出来ない。なんていうか、余裕が無い。
A「そうだったの?てっきり、雄登の姉だって分かったからファンサしてくれたのかと思ってた〜笑
普通にファンとしてファンサしてくれたんだ!なんか凄く嬉しい気持ちになった!ありがとう浮所くん!」
ダメだ、この笑顔に鼓動が高鳴る。
「こちらこそ素敵な笑顔をありがとうございました!これからも俺の事好きでいてくださいね!今度はちゃんと俺のうちわを持ってきてください!笑」
那須「素敵な笑顔をありがとうございました!ってどっちがファンなんだよ!!笑」
那須のツッコミは今日も冴えてるみたいだ。
「うるせぇよ!」
那須のお姉さんに見つめられて恥ずかしくなってしまい、那須の少し崩れた髪を更に崩してやった。
A「浮所くん、敬語なんて使わなくていいよ!
さっきも言ったけど、気軽にAって呼んで!」
「わかった!じゃあ俺の事も、浮所くんじゃなくて飛貴くんって呼んで欲しいな。」
A「分かったよ、飛貴くん。改めまして、よろしくね!」
よく見ると、本当に那須にそっくりなんだな
笑うと顔がクシャってなる所。
なんて、一人で考えていると
A「みんな明日何も予定ないなら、うち泊まりくれば?」
Aちゃんの何気ない一言で、美少年の那須家合宿が決まった。
"泊まり"というワードを聞いて、ドキドキしたのはここだけの秘密、、、。
193人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「美少年」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちなもん | 作成日時:2019年3月4日 1時