UUUM所属のアシスタントは人気者です。

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↓はじめしゃちょーside
俺は今、マンションの階段を過去一というスピードで駆け下りている



あの男に連れ去られていたりしたらどうしよう、



Aちゃん、可愛いからな...



そんな余計なことまで考えてしまう



よし、やっと１階についた



『Aちゃん！』



A「はじめん、」



当の彼女はマンションの階段に座り込んでいた



『ごめん、俺が迎えに行ってれば...』



A「大丈夫だよ、」



Aちゃんはそう言って少し笑った



よかった、



いや、怪我もしてるし全然よくないんだけど



一番最悪の事態にならなくて本当によかった



そう思ったら、俺は無意識に彼女を抱きしめていた



いつもなら「恥ずかしいからやめて！」とすぐ引き剥がされるけど



今日のAちゃんは大人しく俺の服を掴んで泣きだした



どう見てもそんな空気じゃないのに、それすらも愛おしいと感じてしまう



同時に怖い思いをさせてしまったという罪悪感も襲ってきたが



俺、結構本気で好きなのかもな



『...今日はやっぱり撮影はいいや！』



A「っ...え？」



そう言い出した俺を、Aちゃんは困惑した表情で見つめている



泣いたことで少し赤くなった目と位置的な上目遣いが重なって...



これは、やばい



いやいや、何考えてんだ俺



『そんなに急な動画じゃないから大丈夫、だから今日は俺の家でゆっくりしよ！』



A「うーん...わかった」



ちょっと不服そうな顔をしたけど、納得してくれたみたいだな



『足、平気？おんぶしようか？』



A「平気だよ、ありがとう！」



俺は彼女を気にかけながら、今度はエレベーターで部屋に向かった

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